こんにちは！スタッフのミューチャリングです。
時代の変化とともに生活スタイルや働き方、求めるモノやコトが多様化していく中で「老後」は誰にでも共通のテーマになると思います。巷で話題のiDeCoにスポットをあてて、その特徴等を毎月掲載していきます！今回のテーマは「運用スタイル」についてです。

【パッシブ運用とアクティブ運用】


投資信託を購入する際、押さえておきたいポイントの一つとして運用スタイルが挙げられます。運用スタイルは「パッシブ運用」と「アクティブ運用」に分けられますが、消極的または積極的のどちらの運用方針なのかの商品性の違いとなります。
例えば、コンセプトが同じ「デート服」であっても、雑誌やマネキンと同じように無難なコーディネイトをするのか、またはブランドやアイテムにこだわって個性を出してスタイリングするのか、人それぞれ趣向は違いますよね。投資信託の運用スタイルもそれに近いかもしれません。

投資対象を「国内株式」とする場合、東京証券取引所プライム市場（2022年4月まで東証一部）に上場している企業数は2,000社以上あります。それだけ多くの企業が発行する株式（銘柄）をどのように選択すればいいのか、個人の判断ではなかなか難しいですよね。この銘柄選択にあたって、「パッシブ運用」は投資信託ごとに設定される「指標」の組入銘柄とほとんど同じ構成で運用を行います。よって指標とほぼ同様の値動きをする特徴があることからも、インデックス運用とも呼ばれます。投資信託に設定される指標は市場全体の値動きを表すベンチマークと呼ばれ、日経225（通称：日経平均株価）などニュースでよく耳にする指標もありますね。日経225は日本経済新聞社が代表的な企業を225社絞って算出・公表をしています。他に国内株式で代表的なものとしてTOPIX（東証株価指数）というものがありますが、組入銘柄数は何と2,000以上にもなります。

もう一つの「アクティブ運用」は運用会社の専門家（ファンドマネージャー）が独自の調査や分析を通じて、銘柄選択を行います。ベンチマーク組入銘柄の中で、今後値上がりが期待できる銘柄に絞りますので、結果として、運用実績がベンチマークを上回る時もあれば、下回る場合もあります。なお、アクティブ運用については独自の調査・分析に対する労力やコストが発生することから商品手数料（信託報酬）がパッシブ運用に比べて高めに設定されているのも特徴です。

今回は運用スタイルについて紹介しました。投資信託において、主な組入銘柄は運用レポート等で公表されております。どのような銘柄で構成されているかを見ることも判断材料の一つにもなり、自分の知っている企業の銘柄があれば運用についてより実感が持てるかもしれませんね！当社iDeCoの投資信託についても、商品ごとの運用レポートで組入上位10銘柄が公表されています。（バランス型商品等は構成が複雑となるため銘柄表記されていません。）
運用商品一覧 | 確定拠出年金インフォメーション (dcplan.co.jp)

運用商品に関しては、前回のiDeCoミュ「運用商品の特徴」で紹介した「運用商品ラインナップの例」もぜひ参考にしてみてください！
iDeCoミュ「運用商品の特徴」：掲示板:THE MUTUAL+トークルーム｜Beach - ビーチ

【ちなミニ情報】
2024年に入ってから、ニュースで日経平均株価がバブル崩壊後最高値を更新していると連日報道されていました！日経平均株価をベンチマークに設定している投資信託も多いことから、日経平均株価を含む、市場全体の動きについて少しアンテナを張っておくことも運用において大切な心構えだと思います。

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https://fukoku-life-ideco.com/ideco-web/diagnosis

＜ご参考＞ iDeCoの実施機関である国民年金基金連合会が

を運営していますので、こちらもチェックしてみてください。