こんにちは！スタッフのミューチャリングです。
今週の金融経済情報をお送りします！！

全米の中古一戸建て住宅の価格動向を示すS&Pケース・シラー住宅価格指数は、1月の前年比が＋3.8％となり、22年3月をピークに急速に伸びが鈍化しています。FRB（連邦準備理事会）の急速な利上げによって住宅ローン金利が上昇し、住宅販売は低迷しており、住宅価格は下落基調にあります。足元では、米国の一部銀行が破綻して信用不安が高まっており、今後銀行の貸出態度が更に厳格化して住宅ローン金利の高止まりが続く可能性があります。市場は更なる住宅販売低迷と、住宅価格下落を警戒しています。

※「Fukoku金融・経済Weekly」2023年4月度2週号からの抜粋