物件価格の上昇により、借入限度額を拡大する必要がある場合に、ペアローンや収入合算といった方法があります。第3回目のFPサプリではペアローンについてお話したいと思います。


◇ペアローンとは？



ペアローンが増えている？
共働きが増えたことが最も大きな要因ですが、その他に、住宅ローン金利は歴史的な低水準が続き、借入金額が多めに設定できること。これと並行して物件価格が上昇した結果、首都圏や近畿圏などの大都市圏においては収入合算もしくはペアローンを利用しないと購入できないという事情によるものもあるかと思われます。　



★それではデータを覗いてみましょう、以下のグラフをご覧ください★
借入額については、どの年代もペアローンの方が借入額は多くなっていますね。これはペアローンの効果が表れていると思われます。一方で借入形態については、20代では２割がペアローンとなっていますが、トータルでは依然単体ローンが多数を占めていることが伺えますね。今後特に20代/30代に関してはペアローンの割合は増加していくと思われます。