みなさんこんにちは。

そろそろ正月気分も吹っ切れて、お仕事に家事・育児と本格的に取り組んでおられる頃かと思います。本年もお役に立つ情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。今月は「児童手当の拡充！第３子は最大６８１万円の支給に！」と題し本年１２月に支給開始予定である児童手当の拡充とその注意点についてお話したいと思います。

児童手当の拡充
第3子以降のお子さんへの支給総額は最大681万円に！

◆２０２４年１０月以降の改正点は以下のとおりです。



◆では次に金額を見てみましょう！





※子どもは３人とも４月生まれ、誕生月の翌月から支給開始とし、第１子と第３子の年齢差は４歳以内で計算。
※支給方法と開始時期・・・現状の毎年６月・１０月・2月の年３回を改め、隔月（偶数月）の年６回とする方針で、2024年12月から開始する予定となっています。
※支給開始は誕生月の翌月です。申請が遅れると遅れた月分の手当は受けられません。

◆その他注意点・・・・　少々ややこしいかもしれませんが、説明を加えます！
① 支給開始は生まれた月によって異なりますが、支給終了は一律（満１８歳に到達した年度の３月末日まで）です。そのため４月生まれと３月生まれでは、支給額に１１万円の差が出ます。

② 第３子以降の３万円について・・・現行制度では、子どもとして数える期間が高校生までのため、第１子が高校を卒業すると、第２子が第１子、第３子が第２子に繰り上げられ、第３子の加算が受けられなくなります（３万円⇒１万円）。が今回の拡充に伴い、子どもとして数える期間を２２歳に到達した年度の末日まで延長する方針です。

（注）第１子と第３子の年齢差が４歳以内であれば第３子が高校３年の時、第１子は２２歳に到達した年度の末日より前です。
児童手当支給対象の"第３子以降"に最後まで該当しますので、高校卒業までフルに３万円の手当を受給できます。
延長されるとはいえ　"３番目に生まれた子"は、必ずしも児童手当支給対象の"第３子以降"に　該当するわけではありませんので注意が必要です。

いろいろ難しい点があったかもしれませんが、簡潔に言えば、

・第１子・第２子はともに約２４４万円
・３人目も欲しいな？という場合、第３子への支給は最大で６８１万円。
・3子合計で最大限１，１７０万円の支給

という事になります。
（子ども3人とも４月生まれかつ第1子と第3子の年齢差4歳以内の場合）

「異次元の少子化対策」が、3人目のお子さん誕生に少しでも繋がるように
願うしかないですね！皆さんはどんな感想をお持ちですか？