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  • from: 朱音さん

    2022年01月19日 16時39分01秒

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    永瀬君のインタビュー記事 と・・

    週刊ポストの記事
    転載してはいけないと判ってるけど
    小文字・薄い文字で・・・beach内なら大丈夫かなと
    記念に取っておきたい
    ネット上の記事はいつ消えてしまうかも判らないもの

    永瀬君のインタビュー記事
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    将棋界の超新星・藤井聡太四冠の快進撃が止まらない。現在、竜王、王位、叡王、棋聖の四冠を保持し、年明けからは渡辺明三冠(名人、棋王、王将)との王将戦もスタート。開幕戦は大熱戦の末に藤井四冠が制した。これで五冠も視野に入ってきた藤井四冠の強さの秘密は何なのか。藤井四冠の研究パートナーの永瀬拓矢王座に聞いた


    ■ 圧がない。だが強い

    2021年は、将棋界の勢力争いの構図が大きく変化した年だった。それまで「4強」と言われる時代が続き、藤井聡太、渡辺明、豊島将之、永瀬拓矢の4人がタイトルホルダーとして激しくしのぎを削っていた。

    だが藤井が大躍進し、豊島から叡王と竜王を奪取。現在、8つのタイトルは3人が分け合っている。藤井が竜王、王位、叡王、棋聖の四冠。渡辺が名人、棋王、王将の三冠。残る王座が永瀬だ。

    藤井はさらなる侵攻を目指している。年明けから始まった王将戦七番勝負で渡辺に挑戦しており、1月9、10日に行われた開幕戦は大熱戦の末に、藤井が制した。五冠に向けて好発進だ。そして2月から始まる棋王戦五番勝負は、二冠を目論む永瀬が渡辺に挑戦する。

    名人を中心に、冠位者たちが年頭から激しく火花を散らす。彼らに対局以外の交流などはなさそうだが、永瀬と藤井は長年、研究パートナーという間柄である。そんな永瀬にしかわからない藤井の姿があるはずだ。現在の将棋界で藤井はどういう存在に映るのか。その中で永瀬自身は何を目指していくのか。聞きたいことは山ほどあった。

    29歳の永瀬は、2009年に17歳ジャストでプロ入りした。通算タイトルは叡王1期、王座3期で計4期を誇る。永瀬は「将棋の鬼」だ。棋士は皆そうだが、飛び抜けている。大晦日も元旦も他の棋士と練習将棋に明け暮れ、昨年の年初には「正月という概念をなくして将棋を指した」という名言(?)を吐いた。公式戦を深夜まで戦っても、翌日は朝から元気よく練習将棋をこなす。

    対局の遠征で大阪や地方に行っても、「寄り道をしたことは一度もありません」。観光にもグルメにも関心はない。真っすぐ帰宅し、次の対局の準備をする。酒や博打など論外だ。過剰と極端という単語がよく似合う好漢の息抜きは、『週刊少年ジャンプ』を読むことである。そんな将棋の鬼に昨年、異変が起こった。

    「モチベーションが上がらなくなってしまったんです。そんな経験は将棋を覚えてから初めてでした。棋聖戦の挑戦者決定戦(4月)に負けたことが原因のような気がしますが......」


    藤井とのタイトル戦を熱望していた永瀬にとって、その敗北はあまりに痛すぎた。「7、8月くらいは泥沼でしたね」。

    9月から王座戦の防衛戦が始まったが、状態は上向かない。第1局は優勢だったが、挑戦者の木村一基九段に痛恨の逆転負け。私は盤側で観戦していたが、終盤戦で永瀬の顔は青ざめており、感想戦の発話量も普段より明らかに少なかった。

    「気合は持続しないので頼ったらダメなんですけど、この時はそれくらい追い込まれていた」と言うように、第2局から根性だけで3連勝し、なんとか防衛を果たした。

    転機はやはり藤井だった。11月24日、永瀬は王将リーグ最終局で藤井と対戦。藤井はすでに挑戦権を獲得し、永瀬も残留を決めていた。消化試合と見てもおかしくはないが、「藤井さんに消化試合という概念はない。こちらを全力で倒しに来ているのはわかっていた」と永瀬は言う。この将棋で藤井に競り勝ち、「大きな自信になって、モチベーションが回復した」。それだけ永瀬にとって藤井は大きな存在なのだ。

    2人が練習将棋を指すようになったのは、藤井がプロになった翌年の2017年4月から。ちょうど藤井がデビューからの連勝記録を伸ばしていた頃だ。東京で練習したこともあるが、藤井が住む愛知県を永瀬が訪れることが多かった。雑談もせずに駒を並べ、すぐに対局を始める。3局指した後は藤井の師匠の杉本昌隆八段と3人で夕食に行く。そして永瀬は深夜に東京に戻るのだ。

    「始めた頃、藤井さんは低段でしたけど、将棋を見ればすごいってわかるじゃないですか。なんでほかの若手棋士は藤井さんと将棋を指しに愛知に行かないのか不思議でした。自分にとっては価値がありすぎるというか、本当にかけがえのない時間ですから」

    コロナ禍になってからは対面で練習将棋を指すことを避ける棋士が多く、藤井との研究会もオンラインに切り替わった。仕方がないことだが、永瀬は残念そうに言う。

    「特に藤井さんとは直に向き合いたい。すごいですよ。藤井さんはとにかく圧がない。歴代の強豪棋士で圧がなくて強い人って見たことがありません。オーラみたいなものを発していないのに、あれだけ強いんですから」

     長所がいくつもある

    これぞ激賞、である。ではデビュー直後からそばで見てきて、藤井のどこが強いと思うのか。

    「終盤力。それからとんでもなく負けず嫌いなところですね」と永瀬は笑顔で言う。藤井の終盤力の高さはあまりにも有名だが、負けず嫌いは珍しい意見だ。

    「藤井さんは温厚だからあまり表には出しませんが、付き合っていて確信があります。藤井さんは相手に負けることよりも、自分に負けることを許さない。だから自分のミスに厳しいんです」

    競う相手なのに、永瀬はなぜだか嬉しそうだ。

    「棋士全員の一番の長所を持てたら強いですよね。例えば渡辺名人だったら戦略性がトップです。そういう長所を藤井さんはいくつも手にしているんですよ。まるでドラゴンボールを集めるみたいに」

    そういって永瀬は「ハハハ」と笑った。ちなみに永瀬の「一番の長所」は何だろう。「うーん、体力かな」と苦笑する。なるほど毎日朝から晩まで元気に練習将棋を指せるのは永瀬だけだろう。

    「でも、その都度体力が完全に回復しているわけではない。回復したらすごいと思いますけどね。自分は精神を肉体から分離させて無になっているだけなので」

    「無」という表現は難しいが、将棋以外は考えない没入の境地のようだ。

    藤井がいくら強いと言っても、最初から練習将棋で10歳年上の永瀬に勝てたわけではない。

    「最初の10局の勝率は自分がはっきりよかったです。ただ次第にいい勝負になって、いつの間にか分が悪くなっていました」

    藤井の成長に永瀬が目を見張ったのは、2020年の4、5月。最初の緊急事態宣言が発出された頃だ。

    「藤井さんは(公式戦が延期された)自粛期間をうまく使って、見違えるほど強くなりました。自分も現状維持ぐらいはできたんですけど、格段に強くなることはできませんでした」

    緊急事態宣言が解除された直後に藤井は棋聖戦と王位戦の挑戦権を獲得し、二冠に輝いている。

    「もしも同じことが起こったら、今度は自分もうまくやりたい。でも藤井さんは何事も一回目でうまくやってしまうんです。頭がいいんでしょうね」

    ■ 自分は「努力型の変異種

    藤井が強いことは、これまでの実績が雄弁に物語っている。よく議論されるのは、それが元来の才能なのか、努力によるものなのか、ということだ。その話を永瀬に振ると「渡辺名人は、才能だと言ってますよね」とすぐに返ってきた。昨秋、本誌・週刊ポストで渡辺にインタビューした際に「才能です」と断言していたのを思い出す。永瀬は小さく「うーん」と唸ってから、口を開いた。

    「私は藤井さんが強くなる過程を見てきたので、努力だと思います。もちろん才能もすごいですよ。例えば私が『努力9、才能1』だとしたら、藤井さんは『努力10、才能10』です」

    たとえとはいえその差に驚いた私は「それは藤井さん、すごすぎる」と思わず漏らしてしまった。永瀬は言葉を続ける。

    「藤井さんは最強です。それでも、自分は努力9をなくすわけにいかない。現実を受け入れて頑張るしかありません」

    永瀬は常々「自分には才能がないので努力するしかない」と語っている。子どもの頃から水泳、書道、公文式などいくつかの習い事をしたが、「恐ろしいレベルで何一つできませんでした」。でも将棋だけは才能があった、というのがよくあるパターンだが、そうではない。

    「将棋は他のことよりもマシという程度で、決して得意ではありませんでした。他の子より弱くて成長も遅かった」と永瀬は苦笑する。それが本当なら、とんでもない努力を積み重ねてトップまで駆け上がったことになる。そのせいか、永瀬には他の多くの棋士が才能に頼って戦っているように映るようだ。

    「ほとんどの棋士が才能型で、自分のような努力型はいません。みんな本当にすごいですよ。もっと頑張ればいいのにという方もいる気がしますけど、頑張れないのも才能なんですよね。変な言い方ですけど」

    修業時代には才能への強い憧れがあったという永瀬。同世代で自分より頑張っていないのに同格、もしくは格上の者がいると「羨ましかったし、苦しさもあった。才能とは努力とは何なのか考えざるをえなかった」とポツリと漏らした。昔を思い出したのかもしれない。

    「自分は変異種なんです。同じ生き方を100回しても、1回くらいしか成功しないと思う。だからプロになれたのはある意味奇跡的だと思うし、他人には自分の生き方をお勧めしません」

     よい景色を見せてあげたい

    藤井に王将リーグで勝ったことでモチベーションが復活した永瀬はすぐに結果を出した。昨年12月に棋王戦五番勝負の挑戦権を獲得したのだ。2月から渡辺棋王と対峙する。自信について聞くと「トリプルスコアなんですよね」と苦笑した。対戦成績は永瀬が5勝、渡辺が16勝と差がついている。非公式のレーティング(※)ではさほど差がないのだから、負けすぎという見方もある。

    [※非公式のレーティング/将棋棋士の棋力(強さ)を表わす指標の一つで、棋力を客観的に測るために数値化したもの]

    「番勝負の経験の差と、ここ一番の勝負強さが違います。名人はタイガー・ウッズみたいな方だと思っているので」

    具体的には「相手の将棋の弱点を見抜く力に長けています」。厳しい戦いになりそうだが、永瀬は微笑みながら言う。

    「トップ棋士の中では自分がいちばん弱点があるんですよ。逆転負けも多いですし。多分、そこを突いてくるでしょうから、楽しみですね。明確になった弱点を埋められればもっと上に行けるので」

    永瀬の近い目標は棋王戦だが、遠くない未来に藤井とタイトル戦で相まみえることになるだろう。その時、藤井はタイトルをいくつ持っているのか。将棋界は4強が崩れたと見る向きもあるが、永瀬はどう思っているのか。

    「藤井さんが飛び抜けているのは事実ですが、トップ棋士に負けることもあります。今後、タイトル数を増やしていく過程で防衛戦もすべて勝てるか。藤井さんのタイトル戦の高勝率はもちろん知っていますが、トップ相手に4連続の防衛戦を持ちこたえるのはさすがに大変でしょう。全部勝てば文句なく一強でしょうね。年末に四冠を維持、もしくは五冠になっていたらすごい。自分が将棋を覚えてから五冠王を見たことがないので」

    将棋界最後の五冠は羽生善治九段で、2000年のことだった。さすがの永瀬も、現状は藤井一強とは見ていない。

    「藤井さんが昨年の棋聖就位式で『強くなることで、盤上で今まで見えていなかった新しい景色を見たい』という趣旨のお話をされていました。だから自分がもっと強くなれば藤井さんによい景色を見せてあげられると思う。何とかお供できるように実力をつけたいです。自分は対藤井戦を一番経験しているので、恩返しがしたい」

    取材の最後に、永瀬は「藤井さんの存在があって幸せです」としみじみ語った。

    「自分もタイトルを獲得するところまで来ましたが、さらに上の目標があるって嬉しくないですか。先を行く人がいるから追いつこうと頑張れる。でも目の前に誰もいないのに、藤井さんはどんどん前進しているんですよね」

    永瀬はそう言って、遠くを見るような眼をした。29歳の永瀬と19歳の藤井の関係は、「強敵」と書いて「とも」と読ませる少年漫画のようだった。2人の戦いは始まったばかり。着点は誰も想像できない場所にある。

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    これさ~~~~ 
    どこかのTwitterのコメ欄に 公開ラブレターって 書かれてたね ( *´艸`)


    この二人並んだ写真は2019年 竜王戦第4局の検討室
    ここから2年後 2021年 竜王戦第4局で竜王となった  藤井君 ⇓ 可愛いな~~
    藤井君は関西の棋士以外には
    永瀬君とだと気を許して居られるんじゃないかと思う(想像)



    元々 永瀬君は藤井君を尊敬してると隠さずに言ってるし
    藤井君だけ見て追いかけてるのも 大好きなのも隠さないから
    藤井君・永瀬君 両ファンは十分承知

    藤井君も永瀬君も 関心が有るのは将棋の事だけだって事も判ってる

    永瀬君としては強くならないと藤井君の相手にはなれないから
    きっと頑張ってくれるでしょう



    最後の
    29歳の永瀬と19歳の藤井の関係は、
    「強敵」と書いて「とも」と読ませる少年漫画のようだった。
    2人の戦いは始まったばかり。着点は誰も想像できない場所にある。

    これ  NHKの最後

    藤井聡太と豊島正之 二人はまだ 誰も見たことのない
    将棋の深淵を覗こうとした  そして
    史上最年少4冠を巡る200時間の激闘は終わった

    というナレーションを思い出してしまいました

    文筆家は上手く書くわ  ホロッ 😢  とさせられる


    永瀬君 豊島君・・・ 藤井君と一緒に
    勝ったり負けたり 取ったり取られたりで高みを目指すのね

    それにしても・・永瀬君は将棋一筋 脇目もふらずのタイトルホルダーなのに・・
    将棋一筋だからこそ 藤井君に左右されてしまうのか?
    タイトル自体ではなく 「藤井君とのタイトル戦」・・それってどうなの?
    他の棋士とのタイトル戦では駄目なの?

    羽生君も「藤井君とタイトル戦を戦いたい」って言ったけど
    羽生君の言うのと 微妙にニュアンスが違うような気がするのだけど
    一緒なのかな~~


    羽生君の記事 「勝率も、現在3割9分」
    連敗してたのも5割を切ってるのも知ってたけど・・・
    そこまで落ちてたのね (-_-;)

    だけど原因は 対局相手が いまだにトップ棋士だったからだと思うんだけど


    数字のマジック・・ではないけど
    ちょっと視点を変えると別な面が見える

    将棋世界2月号のJT杯の記事の中に
    今期 豊島君がこの時点で 18勝18敗で五分
    だけど ある一人との対局を外すと15勝6敗で勝率7割超え
    だから豊島君の調子が悪いわけでは無い と
    ある一人と言うのは藤井君

    藤井君と番勝負重ねなければ豊島君の勝率は良かったけど
    トップ棋士としては勝率よりも
    強い棋士と良い将棋を指してみたいと思うものでしょう 
    (弱い棋士と対局して勝率100%になっても嬉しくないわね)


    羽生君の記事は・・藤井君の30年後を見てるようで切ない
    会長以外の50前後の棋士達は皆順位が下がって行ってるので
    羽生君も当然なんだけど・・・だけど・・・
    復活して 藤井君と盤を挟み 番勝負しましょう!


    藤井君可愛さのピーク ~2020  2021~ カッコ良さ精悍さが追加

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