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from: マイちゃんおやこさん

2024年08月30日 10時59分09秒

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☆国産食材の魅力・味わい発見キャンペーン対象☆【vol.1】話題のブランド牛「鹿児島黒牛」って知ってる?そのおいしさの秘密を発見しよう♪

お久しぶりの方も、初めての方もこんにちは!日本のおいしい食が大好き!"マイちゃんおやこ"です。昨年度は「食と農のみらいコミュニティ」のみなさんと、「に


お久しぶりの方も、初めての方もこんにちは!
日本のおいしい食が大好き!"マイちゃんおやこ"です。

昨年度は「食と農のみらいコミュニティ」のみなさんと、「にじのきらめき」というお米を育てる「ひとくち農家プロジェクト」をご一緒しましたが、今年度は日本にたくさんある国産食材の魅力を、少しでも多くみなさんに知っていただきたく、新たに「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」を開始することとなりました!

今とってもアツい!面白い!国産食材や、それにまつわる取り組み、食材を取り巻く人々の思いなどを順次ご紹介していきますのでお楽しみに☆

後ほどキャンペーンも予定しておりますので、率直な感想はもちろん、買ったよ!応援してます!ほか、我が家は...、地元の農家さんは...など、たくさんのコメントやみなさんならではのエピソードも、ぜひお寄せくださいね♪



さて、記念すべき初回は、みんな大好き!お肉にまつわるインタビューです。
今、日本では多くの地域でおいしい和牛が生産されていますが、今回はその中でも、注目株である「鹿児島黒牛(かごしまくろうし)」の魅力に迫るべく、生産者さんにそのおいしさと、肥育にまつわる秘密を教えていただきました!

牛にかける思いとその魅力を、私たちと一緒に発見してくださいね♪

※写真とともにご紹介しています。ぜひ写真と一緒にお楽しみください。写真がご覧いただけない方はこちらから:https://x.gd/S0IJ3

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牛を愛し、進化を続ける―牛飼いの努力と誇りの結晶「鹿児島黒牛」
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日本人が大好きな国産品の一つである和牛。
和牛の中でも、「鹿児島黒牛(かごしまくろうし)」は、直近で開催された全国の和牛王座を決定する「第12回全国和牛能力共進会」(5年に1度開催)で、全9部門のうち、6部門で1席をとるなど、名実ともに「和牛日本一」を誇るブランド牛です。
今回は、同大会「去勢肥育牛」の部門で第1席、農林水産大臣賞を受賞するなど、高い品質で、地域内外から愛される鹿児島黒牛の肥育農場「うしの中山」を取材。
同社の常務取締役で、弾けるような笑顔が素敵な中山弥生さんにお話を伺いました!

■毎朝1頭1頭に「おはよう」から

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「うしの中山」は黒毛和牛一筋70年とのことですが、御社の歴史を簡単に教えてください。
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「うしの中山」は、1950年に創業しました。
最初は家族経営で、育てていた牛は120頭ぐらい。当時は殆ど全てが手作業かつ、移動や連絡を取り合うのも大変で、苦労も多かったようです。でも、その頃からの思いとして、牛の能力を最大限に引き出し、一番良い状態で出荷することが最大の使命だという気持ちは変わっていません。うちでは牛に対して敬意を込めて「牛さん」と呼んでいます。
今では志布志と鹿屋の2拠点に肥育農場がありますが、鹿屋の農場だけでも、従業員は40名ほど、牛さんは約5300頭という規模に成長しました。

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5300頭!!もう、小さい町ぐらいのすごい規模ですね。牛を見て回るだけでも大変ではないですか?
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もちろん大変ですね。でも、社長は今70代ですが、毎日全頭見て回っています。1日3万歩ぐらい歩くことになるので、むしろそれが元気の秘訣だって本人も言っているぐらいです。社長は「社長」という肩書よりも「牛飼い」という職業であることが一番の誇りで、名刺にも「牛飼い」って書いてあるんですよ。

24時間365日稼働しなければならない仕事なので、従業員も日勤と夜勤で交代しながら牛さんのお世話をしています。朝はまず一頭一頭に「おはよう」と声をかけるところから。牛舎の清掃をしたり、餌をあげたり、床を換えたり、体調をチェックしたり、体調の悪い牛さんを手当てしたり...細かいことを言うともっとたくさん仕事はあるんですが、それぞれ役割分担しながら毎日頑張っています。

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多くの牛をお世話するのに工夫していることはありますか?
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どんな規模でも、牛さんのお世話をするのであれば「人の目が行き届くこと」が大切です。うちは特に頭数が多いので、従業員が牛さんに心配りできる時間をなるべく増やせるよう、機械やAIなどを活用できる部分はどんどん取り入れています。

例えば、こちらのフォークリフト(写真上左)は、餌をあげるために使用するもので、特別に専用のものを設計して作ってもらっています。また、牛さんの体内にセンサーがあるので、今はこんな風にスマホのアプリと連動(写真上右)して、全ての情報が一元管理できるようになっています。各牛の月齢や、今どこの牛舎にいるか、お水を飲んだ回数、体温から病歴、最近の気になる症状まで一目でわかるようになっているので、従業員の朝晩のシフト交代や、役割分担もスムーズになりました。


■牛がどうしたら快適に過ごせるか、牛の身になって考える
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なるほど...!色々なツールを取り入れながら工夫されているんですね。
「うしの中山」として、おいしい牛肉を作っていくにあたって、こだわっているポイントはありますか?
たとえば血統とか、飼料とか...
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うちは肥育専門(子牛を購入し、そこから2年程度育てて出荷する)ですが、血統には全くこだわりがないんです。ご縁があって今、鹿児島の肝属地域で畜産をさせていただいているという思いが強いので、子牛はほとんど鹿児島県内で買って来ます。飼料は、細やかなサシが入ったおいしいお肉にするために、ビール酵母や、米ぬか、麹菌など、15種類以上の素材を混ぜたものを与えています。ただ、その時にベストな飼料や餌を与えるという方針なので、ずっと同じものをあげているわけではなく、改良し続けています。

また、肥育農家はみなさん、自分なりの育て方がありますが、うちの社長はまるまる太っている子よりも、痩せてスッキリした体型の子を大きくするのが得意なので、「ガリガリ牛」とか言われるような子を好んで迎え入れています。それをしっかり健康に大きく、枝肉(食べられる部分のお肉)の量が多くなるように育てるのも、こだわりポイントと言えるかもしれません。

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そうなんですね!血統にこだわりがないことや、痩せた子牛を好むというのは意外でした!
うしの中山さんは牛舎もかなり工夫されてますよね。
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そうなんです!いい肉を作るために一番大切なのは、できる限り牛さんにとってストレスのない環境を整えること。社長も常日頃から「自分だったらどうして欲しいか考えなさい」ってよく言ってます。なので、うちは牛舎には特にこだわってます。

日頃から清掃作業や害虫対策を行うのはもちろん、牛は暑さに弱いので、近年は特に暑さ対策に力を入れています。牛舎の間に緑を植えて「緑のカーテン」(写真上左)で日陰を作ったり、牛舎にネットを張ったり、ミストも完備して定期的に噴射しています。

あと、初めて見た方に面白がってもらえるのが、牛さん専用のブラシ(写真上右)ですね。牛さんが自分で、身体を掻くことができるよう、1区画に1つずつ設置しています。うちの牛さんたちはみんな使い方を覚えているので、自分でブラシに身体をこすりつけに来ます。ストレスを軽減できますし、ブラッシングの回数が自然と増えるので衛生的にもいいんですよ!

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自分が牛だったらこの牛舎で暮らしたいぐらい素晴らしい環境ですね!
畜産は大変なお仕事かと思いますが、牛を育てる喜びや、苦労はどんなところにありますか?
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牛さんは命にタイムリミットがあります。食べられるために生まれてくるからには、うちとしては愛情を持ってお世話して、その子の持っている能力を最大限に引き出して出荷させてあげること、そして「おいしい」と言ってもらえることが、牛さんも浮かばれるし、うちのスタッフ含めて喜びになるところですね。

苦労については、苦労と言っていいか分からないですけど、常に新しいものを試したり、牛について知ることができていない部分はずっと出て来るので、追求していけば終わりがないところかもしれません。ちなみに、私はこの仕事に携わって7~8年になるんですけど、牛さんが出荷されていく瞬間は、胸がギュっとしめつけられてしまって、未だに慣れないですね。


■「和牛のオリンピック」で1席、農林水産大臣賞!どこにも負けないおいしいお肉への思い
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ちなみに不躾な質問で恐縮ですが、肥育農家さんって、お肉を食べたら「うちの肉だ」ってわかるものなんですか?
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それ、よく聞かれるんですよ(笑)でも、百発百中で当てられます。うちのお肉はとにかく、脂が甘く、赤身もうまみがたっぷり。口の中でフワっととろけるので、食感でもわかりますね。
サシが通常入りにくい部分にもきれいに入っているのも特徴なので、特にモモの赤身とか食べ比べれば、私たちや従業員でなくても、どなたでも違いがわかると思います。

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なるほど!素人でも違いがわかるほどなのはさすがです!
おススメ部位やおススメの食べ方はありますか?
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全て自信を持っておススメできますが、直営店で一番人気のメニューは、「赤身あぶり握り」(写真上右)です。ロースとか定番の部位がおいしいのはみなさんご存知だと思いますけど、うちは普通の赤身を食べて欲しくて。ナイフとフォークでギシギシ切らなくても、箸でもスッと切れて、とろけるほどやわらかい赤身があるんだっていう感動をぜひ味わってほしいですね。

あと、食べ方でいうと、お肉自体にうまみと甘みがあるので余計な味付けは要りません。「サッと焼いて塩」とか、シンプルな方がいいですね。私が個人的に好きなのは塩とわさびです。

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うしの中山さんは、直近の「第12回全国和牛能力共進会」でも「去勢肥育牛」の部門で最優秀の1席、「農林水産大臣賞」を受賞するなど、高い品質でも知られています。受賞した際のエピソードも教えていただけますか?
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実を言うと、プレッシャーがすごかったですね。
うちの受賞した部門はまず、県内でたった1頭だけしか出られない部門なんですよ。他の部門は県から代表牛が2~3頭とか出たりするんですけど、1頭だけだと失敗は許されませんし、鹿児島は日本で2番目に畜産がさかんな県なので、他にも素晴らしい畜産農家が大勢いらっしゃるわけです。何千、何万もいる鹿児島黒牛の代表になるので、大会の1カ月ぐらい前からは眠れないほどでした。

また、難しいのが、最後に審査されるのは屠畜してお肉になった状態の肉質なんですが、県の代表として選ばれるときは、まだ生きている時なんですよね。「うしの中山さんで、この子だったら」っていう、期間内にどう仕上げてくるかと牛のポテンシャルを見越して選んでいただくので、絶対に期待を裏切れないと。

結果も、本当に発表の直前まで分からなかったので、最後までドキドキしましたけど、最優秀の1席・農林水産大臣賞を獲れたと分かった瞬間の気持ちは「安堵」でした。お肉って、私たち肥育農家だけでなく、生産農家や、JAのほか、地域の大勢の方の協力があってこそ成り立つものなので、そういった皆さんへの感謝と、恩返しができる機会になったことにホッとしました。

うちとしても念願の受賞でしたし、その喜びからできたのが、この石像です(写真上右)。世界に1つしかないかもしれない、牛の実物大の石像なんですよ。これ、作るのも結構高額だったんですが...(笑)うちの社長は2連覇して、もう1頭分石像を作るのを目標にしています。

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牛飼いの誇りと、牛への並々ならぬ愛情が伺えるエピソードですね。
最後にコミュニティのみなさんにぜひメッセージをお願いします!
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やはり、私たちにとってお肉は食べてもらうこと、おいしいと言ってもらえることが一番です。気になった方は食べてみていただきたいのと、社としても「肝属から世界へ」というスローガンを掲げているので、日本だけでなく、世界中の人にうちのお肉をおいしいと思ってもらいたいですね。そのためにも、常に進化し続ける農場であり続けたい、トライすることをやめない農場でいたいと思います。

よろしければ、うちのお肉はECサイトでも購入できますし、直営店や、うちのお肉をお取り扱いいただいている店舗さんもたくさんありますので、ぜひ食べてみてくださいね!

◆うしの中山 オンラインショップ
https://chuzantei-online.com/

◆うしの中山直営店・牛肉取り扱い店舗
https://nakayama-kimotsuki.com/shoplist/#restaurant

=====

焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ...みんなが大好きなお肉を生産するため、ここまで誇りと愛情を持って牛を育てていることに驚きましたね♪
中山さん、本当にありがとうございました!

\コメント募集!/
――――――――――
今回のインタビューを読んだご感想や、うしの中山さんほか、畜産農家さんへのメッセージ、牛肉への想いや、我が家の牛肉にまつわるエピソードなどをぜひお寄せください☆

▼投稿はこちらから
https://x.gd/Glg4d


▽投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/2fw1
――――――――――

また、ほかの方のコメントをご覧になって「同感です!」「確かに!」と思ったら、返信コメントや拍手でお気持ちを伝えてみてくださいね!

みなさんからのコメントを楽しみにお待ちしています♪

(「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」 マイちゃんおやこ)

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「国産食材の魅力・味わい発見キャンペーン第1弾」実施中!!
☆キャンペーン概要はこちら⇩
https://x.gd/m6xQf

☆キャンペーン対象トピックはこちら⇩
【vol.1】話題のブランド牛「鹿児島黒牛」って知ってる?そのおいしさの秘密を発見しよう♪:https://x.gd/S0IJ3

【vol.2】福井の"おいしい"秘密に迫る!次世代型直売所「トレタス」と、秋の味覚、シャキシャキジューシーな梨を育てる農家を取材!:https://x.gd/xVUan

【vol.3】新米がおいしい季節!岩手自慢のブランド米「銀河のしずく」を召し上がれ♪:https://x.gd/0rLwIu

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from: ねこまるさん

2024年11月22日 12時36分40秒

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いただき物で食べたことあります。赤身の部分がきれいな色でしっかりとした食感と、ほどよい脂の甘さがおいしくて口の中でとろける食感でした。お取り寄せして食べたいです!
記事読みましたが、育て方へのこだわりがおいしい製品を生み出していることに改めて感動しました。

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