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from: マイちゃんおやこさん
2024年12月23日 12時08分45秒
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【国産食材の魅力・味わい発見!vol.4】この時期に欠かせない小豆の魅力を深掘り!-老舗和菓子屋がこぞって“指名買い”する「丹波大納言小豆」とは
こんにちは!"マイちゃんおやこ"です。「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」に、いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。応援コメ
こんにちは!"マイちゃんおやこ"です。
「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」に、いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。応援コメントや、ご自分の経験したエピソードを交えたコメントも多く、みんなで楽しみに読ませていただいています。
引き続き、本プロジェクト、本コミュニティを通じて、日本のおいしい農畜産物を買ったり、農家さんへの応援の声を寄せていただけると嬉しいです!
「食と農のみらいコミュニティ」では、「\70名様に笑味ちゃんグッズが当たる/"もっと"国消国産について語ろう!キャンペーン」を引き続き開催していますので、条件を読んでご応募いただき、ぜひ、たくさん語ってくださいね!
さて、4回目の投稿は、甘~い魅力が詰まった"小豆(あずき)"にフォーカスします♪
年末年始は、小豆を楽しめる時期。
寒い日に食べるあったかいぜんざいやおしるこ、ご家庭や地方によってはおせち料理と一緒に赤飯を食べたり、小正月(1月15日)に小豆粥を食べたりするのを、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、小豆の中でも、ブランド小豆として知られる「丹波大納言小豆」を取材。その優れた品質や、生産にあたってこだわっていることなどについて、JA丹波ひかみの山本健太さんと、アグリサポートたんばの井上さんにお話を伺って来ました!
■老舗和菓子屋がこぞって"指名買い"!-丹波の自然と歴史が育んだ「畑のルビー」
※写真とともにご紹介しています。ぜひ写真と一緒にお楽しみください。写真がご覧いただけない方はこちらから:https://x.gd/IJb6o
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ぐっと寒くなって、あったかいぜんざいやおしるこが恋しい季節になりました♪
まず、丹波大納言小豆について、どんな特徴があるか教えてください!
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まずやはり、粒がとても大きいことだと思います。さらに、煮た時に皮が割れたり潰れたりしにくいので、粒あんとして炊いた時にも、形が残ってきれいなのが特徴です。皮が割れたりしにくいことから、切腹をしない非常に高い位の1つである「大納言」という名誉ある名前がつけられたと言われています。
しかも、皮が割れたりしにくい割に、薄いので、口当たりがとても良いのも特徴です。見た目も口当たりも良いということで、あんこの質が命ともいえる老舗の高級和菓子屋さんに好んで使っていただいています。
また、普通の小豆は楕円形をしているんですが、丹波大納言小豆は俵型をした独特のフォルムで、なんと、縦に積むこともできるんですよ(笑)赤く、美しい光沢もあるので、「畑のルビー」とも称されていますね。
ただ、生産量はまだまだ少なくて、国内の小豆生産量の1%に届くかどうか。希少ではありますが、おかげさまで和菓子界をはじめ、全国にブランド小豆として知られるようになってきています!
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生産量は少ないながらも、しっかりブランドは確立されているんですね!
丹波では昔から小豆を作っていたんですか?いつ頃からブランド化されたのかなと。
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丹波大納言小豆が記録として初めて登場するのは、江戸時代なんです。1645年に刊行された書物「毛吹草」に、丹波の国の名産品として大納言小豆があげられています。少なくとも、その頃には丹波の大納言小豆が、名産品として知られていた、ということですね。
兵庫県丹波市の春日町という地域には「丹波大納言小豆発祥之地」という石碑もありまして、かなり長い歴史があります。
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江戸時代のしかもまだ初期の頃からですか!長い歴史があるんですね!
小豆ってあまり旬のイメージがないんですが、年間ではどんなスケジュールで作られているんでしょうか?
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そうですね。小豆も、その年にとれて、次の年のものが出回るまでのものを「新豆(しんまめ)」という言い方をしますが、もともと保存性も高いので、生ものに比べると、多少の新しい古いで、大きく品質が変わるわけではありません。炊いていない状態でしたら、冷蔵庫で1年ぐらいは持ちますよ。
生産の流れとしては、まず7月の中旬頃に種まきをして、9月に入って少し涼しくなると黄色い花が咲き始めます。花が咲いたあとに実ができて、10月下旬ぐらいから収穫に入る形です。収穫のあとは乾燥とか、脱粒といってさやから実を出す作業をしていきます。
今の時期はちょうど、豆の中で悪いものを取り除いて選ぶ「選別」の作業を行ったあと、製品化していっている段階ですね。
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小豆の花を初めて見ましたけど、こんなにかわいいんですね♪
丹波大納言小豆を生産するにあたって、喜びや、苦労されていることはあったりしますか?
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小豆って、生育段階で水分を嫌う作物なんです。なので、種をまく前に圃場(農作物を育てる場所)に溝を掘って、排水対策を行うのが特に重要です。
丹波ならではの話でいうと、土地柄、周りが山なので、獣害もあります。特に鹿が、芽が出るころから食べに来てしまうので、電気柵をつけたりとか、その辺の対策も苦労しますね。
あと、北海道とかで大規模に作られているのと違って、我々は規模も小さいので、なかなか機械化ができません。機械を使う部分ももちろんありますが、他の農作物よりも、手作業になってしまう部分はすごく多いと思います。除草作業や刈り取りもそうですし、その後の選別においても手作業でする部分が多いので、そういったところも農家さんは皆苦労されています。
もちろん、苦労もするので、収穫できた時の喜びはひとしおです。
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我々はおいしくいただいてばかりですが、小豆農家さんは膨大な手作業やご苦労があるんですね。
近年の小豆の消費量の動向についてはいかがですか?
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丹波大納言小豆の多くは、京都を中心とした高級な和菓子屋さんの材料として使用されています。コロナの時は観光業が縮小してしまったので、消費量もかなり減ったんですが、最近はインバウンド需要もあって回復傾向にはあります。
むしろ、需要に対して生産量がなかなか追いつかないのが実情ですね...。
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今、和菓子は海外の方にも人気がありますよね。
高級な和菓子屋さんへの納品が多いということですが、直接「おいしい」とかそういった声を消費者から聞く機会はあったりしますか?
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納品先として、お店の方が「うちは丹波の大納言小豆でないと」と言って買ってくださるのが大半なので、実際に丹波大納言小豆が一般の方向けに出回る形としては、そのお店の和菓子になっていることが多いんですよね。なので直接声をお聞きする機会は少ないかもしれません。
でも、私たちも結構、納入させていただいているお店の口コミとかは拝見しておりまして(笑)そこで「粒あんがおいしかった」「あんこのおいしさが違う」なんて書いていただいているのを見たりすると、やっぱり苦労して作って良かったなと喜んでいたりします!
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なんと、お店の口コミをチェックされているとは(笑)意外でした!
丹波大納言小豆のおすすめの食べ方をぜひ教えてください
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一番好評なのはぜんざいですね。煮崩れせず、大粒の存在感がそのまま楽しめて食べ応えがありますので、丹波大納言小豆ならではの良さを感じられると思います。
丹波市では、毎年今の時期に市内の飲食店で「ぜんざいフェア」を開催してまして、地元のお菓子店や飲食店がぜんざいを出されているんですけど、スタンプラリーのような形で色々なお店に行って楽しんでいただける仕掛けを用意しています。今年は9回目で、最近はフェアの効果もあって、ぜんざいがよく出るよって飲食店さんにも、喜んでいただいてますね。
ちなみに、僕の推しは、"JA丹波ひかみ とれたて野菜直売所"という所がありまして、そこで出しているぜんざいです。自分の所の宣伝になってしまいますが(笑)めちゃくちゃおいしいですよ!
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買い物帰りにあったかいぜんざいを食べれるなんて、最高ですね!
ちなみに、地元の方は家で食べるぜんざいも丹波大納言小豆を使われるんですか?
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先ほども出たお話なんですが、生産しているうちの大半は、老舗の高級和菓子屋さんに納入しているので、地元ではそれほど多くは出回ってないんです。なので地元の方にとっては、丹波大納言小豆はお店で食べるもの、というイメージかもしれませんね。
ただ、兵庫県、丹波市、JAが一体となって「丹波大納言小豆ブランド戦略会議」を立ち上げて、地元の子どもたちにはやはりこの魅力を知ってもらうためにぜんざいの給食提供も行っていたり、先ほど申し上げた「ぜんざいフェア」を実施したりでブランドとしての認知は広がっていますので、色んな形で地元の方も大納言小豆に関わっていただいています。
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なるほど!JAや農家さんだけではなく、地元が一体となって「丹波大納言小豆」を推しているんですね!
最後に、コミュニティの皆さんへ向けて、メッセージをお願いします!
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丹波大納言小豆は丹波地域で脈々と受け継がれ、生産されてきました。
近年は、高齢化などさまざまな影響で農家も減ってきていますが、JAとしては、ブランドの火を消すことなく、一生懸命生産の後押しやPRに取り組んでいきたいと思います!
大納言小豆もあんこも、なかなか東京方面には行かないんですけど、JAタウンでは瓶詰めを買うこともできますし、「丹波大納言小豆」で検索すれば、老舗の高級和菓子屋さんが"こだわりの材料"として、使っていただいているのがわかると思います。比較的京阪神のお店が多いですが、ぜひ見つけたら食べてみてください!
◆JAタウン 丹波特産 詰合せギフト(B-DA)
https://www.ja-town.com/shop/g/g5401-hikami001/
◆丹波大納言小豆ぜんざいフェア ご紹介ページ
https://tamba-zenzai.com/
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小豆にも高級でこれほど価値が高いものがあること、あの1粒1粒を農家さんが懸命に育てていることがわかりましたね♪
山本さん、井上さん、本当にありがとうございました!
\コメント募集!/
――――――――――
今回のインタビューを読んだご感想や、丹波大納言小豆を知ってる!食べたことがある!という声、小豆農家さんへのメッセージ、我が家のぜんざい事情、私の知っているおすすめの小豆の食べ方など、ぜひたくさんお寄せください☆
▼投稿はこちらから
https://x.gd/r9e3b
▽投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/2fw1
――――――――――
また、ほかの方のコメントをご覧になって「同感です!」「確かに!」と思ったら、返信コメントや拍手でお気持ちを伝えてみてくださいね!
みなさんからのコメントを楽しみにお待ちしています♪
(「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」 マイちゃんおやこ)
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2024年12月24日 23時42分46秒
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