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from: マイちゃんおやこさん
2025年01月23日 17時11分51秒
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【国産食材の魅力・味わい発見!vol.5】ブロッコリー人気が急上昇中!注目の地域ブランド「琴浦ブロッコリー」のこだわりを知ろう♪
こんにちは!"マイちゃんおやこ"です。「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」に、いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。前回の「
こんにちは!"マイちゃんおやこ"です。
「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」に、いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。前回の「丹波大納言小豆」の投稿には、ご自身で作られたあんこスイーツの写真を載せてくださる方、実家や祖父母宅であんこスイーツを食べていた思い出を語ってくださる方、実際に丹波大納言小豆を食べたことがある方の感想などもいただき、楽しみながら読ませていただきました!
引き続き、本プロジェクト、本コミュニティを通じて、日本の国で作られる宝のような農畜産物を買ったり、農家さんへの応援の声をお寄せいただけると嬉しいです!
また、「食と農のみらいコミュニティ」では、「\70名様に笑味ちゃんグッズが当たる/"もっと"国消国産について語ろう!キャンペーン」を引き続き開催していますので、条件を読んでご応募いただき、ぜひ、たくさん語ってくださいね!
さて、5回目の投稿は、大人から子供まで大好きなブロッコリーにフォーカス!豊富なタンパク質を含み、栄養価も高いブロッコリーは、近年、消費が拡大している野菜の一つです。筋トレをしているのでよく食べるという方や、レンジでチンして食べられる手軽さから、お弁当おかずの定番にしている方も多いかもしれませんね。
さらに、ブロッコリーは2026年度から、農林水産省が「指定野菜」に加えることでも話題になっています。指定野菜に加わると、計画的な生産がなされるようになるので、安定供給につながり、価格の安定も期待できるようになります。
今回は、話題となっているブロッコリーについて、鳥取県・JA鳥取中央管内で生産されている地域ブランドの「琴浦ブロッコリー」を取材!農家の寺岡昌一さんにお話を伺いました♪
■自慢は圧倒的な鮮度!琴浦ブロッコリーを通じて人を幸せに
ブロッコリー農家 寺岡昌一さんと、琴浦ブロッコリーのマスコットキャラクター「ロコト」
※写真とともにご紹介しています。ぜひ写真と一緒にお楽しみください。写真がご覧いただけない方はこちらから:https://x.gd/0Ft1I
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最近、筋トレブームや健康志向もあってブロッコリーの消費量が増えていますね。
琴浦ブロッコリーにはどんな特徴があるのか教えていただけますか?
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JA鳥取中央は、鳥取県の中央部の倉吉市、琴浦町、北栄町、湯梨浜町、三朝町の1市4町で構成されてるんですけど、その地区内で生産されたもので、指定の出荷施設の検査に通ったものを「琴浦ブロッコリー」というブランドで販売しています。
一番の特徴は、発泡スチロールによる氷詰めで出荷しているところ。ブロッコリーも常温では傷みやすくて、鮮度が命なので、そこのコールドチェーン(低温を保つよう管理すること)にはこだわっています。
最近では他の地域産、特に東京や大阪のような大消費地から距離があるところは氷詰め出荷も増えているんですけど、琴浦ブロッコリーは15年ぐらい前からやっていて、導入当時は他ではあまり見ない出荷方法でした。試食販売とかに、僕たち農家も出向くことがあるんですけど、やっぱり琴浦のは、氷詰めだから新鮮でおいしいって皆さん評価してくださいますね。
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味や見た目などもおいしそうですけど、出荷方法での差別化とは、目からウロコです!
ブロッコリーはスーパーなどでも通年で販売されていますが、生産の流れを教えていただけますか?
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琴浦ブロッコリーは大まかにわけると、秋冬と初夏で山場が2回。
僕たちの場合は、秋冬作といって10月ぐらいから3月いっぱいまでの間に出荷されるものがメインになっていて、そちらは一番早いものだと7月の上旬頃から種まきが始まります。苗を育てている間に、畑に堆肥を入れたり土づくりをして、8月上旬頃から、育った苗を畑に植えていく"定植"という作業に入ります。そのあとは、栽培管理や追肥、病害虫の対策などをしながら育てて、10月頃から収穫・出荷が始まります。
ちなみに、ブロッコリーって、収穫のタイミングを見計らうのが結構難しいのと、1日のうちでも気温が低い時間に収穫する必要があって、一度に同じ品種を大量に作ると収穫が間に合わなくなるので、日付をずらしながら、また、品種もいくつかリレーしながら順番に作っていくんです。暑い時期は暑さに強い品種、冬は管内に雪も降りますので、雪に当たってもおいしくていいものができる品種を選んで作っていきます。
初夏作は2月上旬から種まき、3月頃から定植、5月中旬から6月いっぱいぐらいまでの間出荷されています。
ブロッコリーは通年で売られているイメージをお持ちの方も多いと思いますけど、こうして同じ産地の中でも品種をリレーしていますし、僕らがブロッコリーをあまり作れない4月の1~2週間ぐらいと、7~9月の3か月間は、北海道とか長野とか、他の地域が頑張って作っています。そこは産地のリレーで、お互いいい時期をまかせてもらいながら、自分たちの番ではいいものをしっかり出していくって意識でやっていますね。
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なるほど~!ブロッコリーって、私たち一般消費者は品種まで気にしていない方が多いと思いますけど、実はいろんな産地のものや品種を食べていたのかもしれませんね!
琴浦ブロッコリーでは、どのぐらいの品種を作っているんですか?
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多い年だと、試験品種も含めると40品種ぐらい作っていると思います。新しい品種がどんどんできていますし、うちの地域内でも、山の方にある畑もあれば、米を収穫したあとの田んぼを活用している畑もあります。土地の条件や気温もさまざまなので、自分の圃場(ほじょう)に合った品種構成で試験をしながらいいものをどんどん選んでいく形です。
でも、トータルで40品種は多分よその産地からすれば少ない方かと。取捨選択していくんで、最終的に出荷されているものは7品種ほどで構成されていると思います。
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農家さんからすると当たり前のことだと思いますが、皆さん日々細部まで試行錯誤されているということですよね。
寺岡さんは、琴浦ブロッコリーを生産するにあたって、喜びや苦労はありますか?
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他の作物でも皆さん同じこと仰ってると思いますけど、最近夏がめちゃくちゃ暑いじゃないですか。琴浦でも昨年8月には干ばつがあって、全然雨が降らないという年がここ2年くらい続いています。そうするとせっかく植えてもあっという間に枯れちゃったりするんです。蛇口をひねったら水がバーッて散水できる設備があるところはいいんですけど、そうじゃないところは一株ずつ水をあげてっていうのを何千株もやるので、酷暑の中でそれをやっていくのは皆さん苦労しているところですね。
喜びというと、やっぱり綺麗なブロッコリーが仕上がって、皆さんにお届けできる時かな。ちっちゃいブロッコリーがちょっとずつ大きくなって、そろそろかな~って収穫していくのは、最近本当に病気や干ばつに苦労する分、しっかりできたら、ただただそれだけで嬉しいもんです。
資材代も上がっているので、しっかりいい値段で売れるのも、試食販売とかでお客さんの声を聞くのも、次も頑張ろうというモチベーションになります。
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一株一株が、農家さんの努力の結晶ですよね!
ちなみに、寺岡さんが農家になったきっかけも教えていただけますか?
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僕はもともと大阪出身なんですけど、社会人になって最初は普通に不動産会社でサラリーマンをしていたんですよ。実家も農家ではないので、縁もゆかりもないところから農業を始めたんです。
不動産会社を悪くいうつもりはないんですけど(笑)リーマンショックで景気がすごく悪い時期に、頑張ってもなかなか結果が返って来なかったりして、何か他の仕事ができないかな~と考えまして。
で、たまたまその頃訪れた琴浦の雰囲気がすごく気に入って、鳥取だと何ができるのかなと仕事を探してみた時に、普通の商売だと人口規模的にも結構大変そうだと感じたので、農業もアリかも、と興味を持ったのがきっかけです。最初から農業をしようと思っていたわけではなかったんですけど、鳥取県の農業農村担い手育成機構がやっている就農移住支援があって、それで1年研修させてもらって、これなら農家としてやっていけそうだと手ごたえを感じたので、移住して本格的に農業を始めました。
今はブロッコリーが一番作付面積的には多いんですけども、他にフルーツトマトやスイカなんかも栽培していて、何かが不作になっても、他の柱でちゃんと営農が続けられるっていう感じでやっています。
家の裏がすぐ日本海なんですけど、ほんとのんびりしていていいところですよ、琴浦は。
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一から始められた農業で結果を出しながら、自分らしい人生を実現されていて素敵ですね!
ところで、良いブロッコリーってどうやって見分けたらいいんですか?
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花蕾という、頭の緑色の濃い部分ががグッとしまっていて、固くて、粒が小さいもの。茎もガッチリしているものがおススメですね。
あと、これからの時期だと、寒くなってブロッコリーの頭が紫とか青っぽく見えるものが時々あって、色が悪いからって買わない方もいらっしゃると思うんですけど、あれは逆にいいブロッコリーなんです。寒さに当たった時に、ブロッコリーが糖を作ることで凍らないよう、自己防衛するためにアントシアンが出て色がついてしまうんですけど、茹でれば色も抜けますし、そういうブロッコリーは逆に糖度をしっかり持っていて、甘くて美味しい証拠なので、むしろ"買い"ですよ!
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そうなんですね!見かけても避けていたので、もったいないことをしてました...!
あと、おススメのブロッコリーの食べ方はありますか?
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調理の手軽さでいうと、レンジでチンか、茹でるのが圧倒的に簡単なので、味付けでいうと結局ブロッコリーに何をつけるかの話になってしまいますが...マヨネーズで食べるのが一番おいしいのかな。花蕾がフワフワにならない程度にしゃぶしゃぶしてポン酢で食べるのもおいしいですよ。
固さは本当にお好みで、僕なんか、前歯が折れそうなぐらい固い茎を食べるのが結構好きです(笑)
ちなみに試食販売をすると人気があるのはブロッコリーのポタージュスープですね。野菜が苦手なお子さんにもおススメです。ブロッコリーと、あとは好きな野菜、牛乳、コンソメ、塩・コショウ、バターあたりがあれば簡単に作れますので、ぜひレシピを調べて作ってみてください!
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ブロッコリーのポタージュスープ!おいしそうですね♪
ブロッコリーは2026年度に指定野菜になることも決定しましたが、寺岡さんは指定野菜になったことについて、どう感じていらっしゃいますか?
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今はまだ特に影響はないんですけど、何がいいとか悪いとかは、実際にやってみないと分からないというのが正直なところです。
農家側からしてみると、「しっかり生産量を出していってくださいね」という要請をされてるってことなんですけど、全国的には農家はどんどん減っていますし、酷暑とかの影響も言い訳にしにくいので、栽培技術とか、そういうところがますます問われてくるだろうなと思っています。
価格が一定以下に下落したら、大規模な生産者には補助金が支払われますけど、生産計画も出していく中で、予定していた生産量が出せない時にどうなるんだろうというのも、農家の中では話題にあがりますね。
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農家さんにとっては消費者が思っている以上に大きな影響がありそうですね。
寺岡さんの、琴浦ブロッコリーに関する今後の展望はありますか?
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農業をやっていく中で、たくさん課題はあるんですけど、今、個人的には、ブロッコリーの売り方にいろいろ頭を使っているところです。
試食販売とかお店に出ると意外なことが発見できるんですけど、やっぱり核家族化が進んでいますし、単身で住まわれてる方、ご高齢でブロッコリー1個全部食べるのが大変な方も多いんです。スーパーさんもブロッコリーを真っ二つ、半分にして販売されていたりして、色々工夫されているんですけど、僕たちの方でも、フローレットっていう、小房にした形での販売をもっと本格化させたいなと思ってます。生の状態をカットしてパックして売るんですけど、直売所とかで売ってみると、丸1個よりもそっちの方が売れたりするんですよね。
あと、同じフローレットの冷凍加工にも興味を持ってます。冷凍ブロッコリーってまだ国産のシェアがすごく低いんです。エクアドルとか中国産が多いんで、なんとかこれも国産のシェアをのばしていきたいですね。
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私も冷凍ブロッコリーはよく使っているので、ぜひ国産があれば買いたいです!
最後に、コミュニティの皆さんへ向けて、メッセージをお願いします!
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そうですね、やっぱりブロッコリーをたくさん食べていただきたいってのが一番ですね。
野菜も価格があがっていて、値段も気になっちゃうと思うんですけど、しっかり僕らもおいしいものを作って、たくさん食べてもらうことによって、農家も元気になりますので、食べていただくことで日本の農業を皆さんに支えてもらえると嬉しいです。
本当はぜひ「琴浦ブロッコリー」を見かけたら食べていただきたいって言いたいところなんですけど、割と西日本中心で鳥取近県、大阪、広島あたりを中心に出荷されているのと、売り場での表示は「鳥取県産ブロッコリー」になるので、なかなか「琴浦ブロッコリー」として皆さんに探していただくのは難しくて...。
ただ、農家は農家で、皆さんに本当にいいものを食べてもらうために試行錯誤していて、見えないところも頑張ってるんで、そこが皆さんに伝わるだけでもありがたいなと思っています。
◆寺岡さんの経営している会社 「Earth grace」のインスタグラム
(ブロッコリーの生産についてもいろいろ紹介されています)
https://www.instagram.com/masakazuteraoka/
◆JA鳥取中央 WEBサイト
https://www.ja-tottorichuou.or.jp/
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日頃何気なく食べているブロッコリーも、農家さんのいろいろな工夫と努力のたまものであることがわかりましたね♪
寺岡さん、本当にありがとうございました!
\コメント募集!/
――――――――――
今回のインタビューを読んだご感想や、琴浦ブロッコリー、鳥取県産ブロッコリーを知ってる!食べたことがある!という声、ブロッコリー農家さんへのメッセージ、我が家のブロッコリー事情、私の知っているおすすめのブロッコリーの食べ方など、ぜひたくさんお寄せください☆
▼投稿はこちらから
https://x.gd/bCH2O
▽投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/2fw1
――――――――――
また、ほかの方のコメントをご覧になって「同感です!」「確かに!」と思ったら、返信コメントや拍手でお気持ちを伝えてみてくださいね!
みなさんからのコメントを楽しみにお待ちしています♪
(「国産食材の魅力・味わい発見プロジェクト」 マイちゃんおやこ)
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from: 草取り名人さん
2025年01月24日 03時40分43秒
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ブロッコリーって育て方が難しいんですね
国産!!とても魅力的です。
ブロッコリーのポタージュスープ、とても美味しそうです。
今度、作ってみたいと思います。
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