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from: 「食と農のみらい コミュニティ」スタッフさん
2023年11月28日 10時41分44秒
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\生産者にインタビュー/旬の果物、りんご栽培の裏側と美味しさの秘密に迫る★
みなさん、こんにちは!「食と農のみらいコミュニティ」あぐりです。11月も終盤になり、冬の気配が近付いてきましたが、みなさん、今年の秋は存分に"秋の味覚
みなさん、こんにちは!「食と農のみらい コミュニティ」あぐりです。
11月も終盤になり、冬の気配が近付いてきましたが、みなさん、今年の秋は存分に"秋の味覚"を楽しまれましたか?
日本には四季があり、季節によって魅力的な旬の食材がたくさんありますよね☆
そこで今回は、季節の食材の生産に関する取り組みについてお話を伺ってきました。
秋から冬に旬を迎える果物、"りんご"です!
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\生産者にインタビュー/旬の果物、りんごの秘密に迫る
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今回は、秋から冬が旬のりんごについて、JAあづみりんご部会長:西牧幸則さんとJAあづみ営農経済事業部果実課:小林鷹文さんの2名にお話を伺ってきました!
※写真とともにご紹介しています。ぜひ一緒にお楽しみくださいね♪写真がご覧いただけない方はこちらから:
https://cs.beach.jp/scu/3x8t
■生産は年中無休!時期によっておいしい品種はさまざま
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「りんご」って品種がたくさんありますが、品種によって旬が違うのですか?
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大きく3段階に分けていて、「早生(わせ)」、「中生」、「晩生」と呼んでいます。
早生は7月から出始めるもので、8~9月が収穫期の「サンつがる」や、長野県の品種で果汁が多くジュースにもなるような「シナノリップ」などですね。
中生種は、「シナノスイート」という甘くてシャキシャキ感がある品種が有名で、10月くらいまで収穫しています。
先日、東京で試食宣伝もしたのですが、年代問わずとても好評でした!
晩生種は、「ふじ」・「サンふじ」という国内で一番生産されている品種です。数量でいうと、青森で多く生産していますね。
この「サンふじ」は長野でも多く生産していて、年末商戦をメインに生産・販売しています。主にお歳暮の時期ですね。
日持ち・食味ともに良い品種です。
また、黄色い見た目で「シナノスイート」と「サンふじ」の間、11月上旬まで収穫している「シナノゴールド」という品種もあります。
ちなみに、その中でも9月下旬から11月下旬に収穫する品種「秋映(あきばえ)」、「シナノスイート」、そして「シナノゴールド」の三者を"りんご三兄弟"として、セット販売なんかもしています。
好みはありますが、最近はやはり甘い(糖度の高い)ものが好まれたりしますし、生産者も甘味を追及している部分があります。
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年中収穫ができるわけではない生産物を扱っていると思いますが、1年を通して、どんな時期にどんな仕事(作業)をされていますか?
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たとえばりんごの花は、4月~ゴールデンウィーク頃に花が咲きます。
ひとつの芽に花が5~6個つくのですが、それを放っておくと大きく育たないので、その頃から側花を採って中心の花だけ残す「摘花」という作業をします。
それが実になっていくわけですが、6~7月までこの実を管理して「良い実を残す」という作業がメインです。
品種によって4~5ヶ月収穫時期がずれていきますが、収穫まではどの品種も、「実の着色管理」を行っています。
「葉摘み」といって陰になる葉っぱを取ったり、リンゴの実を1個1個回転させて、日の当たり具合を調整する「玉回し」といった作業をしています。
リンゴに限らずだと思いますが、害虫対策・除草作業などの作業は、リンゴ農家にとってももちろん重要な作業です。結構な労力を費やします。
収穫したら終りではなく、その後は肥料をまく、土壌作り、木の力を維持させるという作業がありますし、12~4月は不要な枝を取る剪定作業もあるので、年中無休ですね(笑)
ちなみに、最近では「高密植栽培」という栽培方法も広がってきまして、小ぶりの木をたくさん仕立てて、作業車で収穫しやすくなる、というメリットがあります。
円錐型の大きな木に、三脚で収穫というのが昔からの主流でしたが、栽培方法自体にも変化は見られています。
■自然や歴史などのベースを大切にしつつ、経験を活かした工夫
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あらためて聞くと、本当に大変ですね...!
そんな中で、おいしいりんごを作るために工夫されている事はありますか?
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使用している肥料を有機のものに変えていくとか...その辺はそれぞれ農家の経験を活かして特徴が出るところかもしれませんね。
そういった意味で、生産者が統一してやっていることというのは具体的にはないのですが、そもそも、なぜ長年ここでりんごが栽培できているのかというと、やはり気象条件とか土目などの自然環境の親和性があったのは間違いないんですね。
先人が育ててきた産地であり、そのベースがあることを忘れずに、その上で、あとは我々人間が(生産者が)何をどのくらい手を加える必要があるのか?と考えるようにしています。
「どうしたらこのりんごの木が、この土地でより健康な状態で育つのか、実を付けてくれるのか」といった原点的な部分は大切にしています。
技術や機械は進化してきたけど、どうしたら甘くおいしくなるのかということを追求すると、結局"りんごの糖度を上げる"ということになる。そのためにはやっぱり、その実を付ける"木"自体が「健康である」ということが大切なんですよね。
そうすると、今度はそれを育む土がどんな状態なのかを気にする必要があるという感じですね。
細かな工夫も大切ですが、そういった自然と歴史の大前提は大切にしていき、代々伝わってきたことをベースにしながら、それを次の世代に伝えていかなくてはいけないなとも思っています。
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ちなみに、りんごはどういった環境・土地が栽培に合うんでしょうか?
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長野は南北に長い県で、ほぼ県内全域でりんごをつくっていますが、やはり場所によって味や特徴が違います。標高や水や土目が影響していますね。
長野では、標高600~700mくらいで、日中と夜間の温度差が糖度を増すので、この寒暖差が重要だと思います。
温度差があると果物自身が糖を蓄えるので。
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今年の夏は暑かったですが...その辺は大変でしたか?
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色づきが悪かったですね...。
本来赤いりんごが半分真っ青だったら、買ってもらえないじゃないですか。そうなると、若干出荷時期が遅れても、赤くなるまで待つことになります。今年は、そういう意味で大変でした。
色づきが悪い程度ならいいんですが...直射日光を浴びて焼けちゃって、「変色→痛む→腐敗→商品にならない」というケースも多く出ました。
気候を考えるとこれからも起こるでしょうから、同じ品種でも暑さに強い品種をつくるなどの必要性がでてきています。
りんごは、いつまで経っても色がつきにくいものと色が着きやすいものがあり、色が着きやすい系統のものを幅広く採用していくというのも部会では進めています。
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ここ数年の夏の暑さに、やはり苦労も多いんですね...。
そのほかでも、大変なことや苦労していることってありますか?
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春先に霜がひどくて「凍霜害」という状態になっていました。
あと、今年はヒョウが降りましたし、もしも強風が吹いたら表面に傷がつくし、ひどいときは木全体や棚全体が倒れちゃいますからね。
自然相手なので100%対応するのはむずかしいですが、どうしたら対策できるかは都度考えながらやっています。
あとは、物価高で設備投資も簡単にいかない。併せて高齢化という現状が我々にもあります。
■昔からのブランドを守り、育てていくことが「やりがい」
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大変ですね...。では、やりがいを感じる瞬間ってどんなときですか?
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うまくいった年は良いですよね。コロナ禍で食卓需要が増えて、市場価格が上がったということもありました。農家にとってはありがたい話です。
「なんだこれは...」という年もあります。
手の打ちようのない自然環境に加え、経済状態などもあり、そういった自力ではどうしようもない中でも、実を付けて、たくさんの人に食べていただく...というのを繰り返している感じですね。
最近の若い世代は特に、志を同じくする地域のメンバー同士で、産地を盛り上げようとやりがいを持ってやっているなと、見ていて嬉しいですね。
個人的には、夫婦でやっているのですが、作業が終わって温泉に行っているときが至福だったりします(笑)
でも、やっぱり「あづみのりんご、おいしいね」って言われると大変嬉しいです。
長年作ってきたブランドを守り、育てている、という実感がやりがいなんでしょうね。
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消費者の声を聞く機会はあるんですか?
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試食会を再開しはじめたので、そこで直接聞く機会はありますね。
四国・九州などにも出荷をしていますが、輸送の問題・保管の問題をクリアして、できるだけ新鮮なものを食べていただけると、やはり今まで食べていたものと違うと、よりおいしさを感じてもらえたりします。
もちろん現地で食べるのが一番ですけどね!
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りんごの食べ方のオススメってありますか?
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ぜひ皮付きのまま食べて欲しいですね。
昔は甘味があまりない品種もあって、りんご煮、ジャムなどお菓子作りにもよく使いましたが、でも今は、やっぱり生が一番美味しいと思います(笑)
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このコミュニティでは旬の食材に興味のあるユーザーさんがたくさんいるのですが、そんな方たちに向けてメッセージをぜひお願いします!
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ぜひ一回食べて欲しいですね!もっというと食べ比べて欲しいです。
産地の出所がわかると、やっぱり「あづみのりんご」はおいしいよね、と満足いただけるモノを作っていると思っています。
やっぱり大切なのは味ですからね、食べてもらわないとわからないですよね。
どこかで出会っていて、気づかないうちに食べていただいているかもですが...!
品種や産地で選んで食べている方もいると聞いて、そんな風にこだわりや好みで楽しむのも良いなと思いました。
ぜひ若い世代に食べていただきたいです!
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今回ご紹介したJAあづみのりんごはJAタウンでも取り扱っています。
ぜひ産地を意識しながら、旬のりんごを食べ比べてみてくださいね☆
https://www.ja-town.com/shop/f/f0
=====
西牧さん、小林さん、ありがとうございました!
食材でも季節を感じられるのはステキですよね^^
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こちらのテーマもキャンペーン対象となりますので、ぜひコメントをお寄せくださいね☆
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\コメント募集!/
――――――――――
今回のインタビューを読んだご感想や、生産者さんへのメッセージをぜひお寄せください!
旬の国産食材に関するご意見やエピソードなどもあれば、聞かせていただけると嬉しいです^^
▼投稿はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/4x8u
▽投稿方法の確認はこちらから
https://cs.beach.jp/scu/2fw1
――――――――――
それでは、みなさんからのコメントを楽しみにお待ちしています♪
(「食と農のみらい コミュニティ」オーナー あぐり)
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from: あゆさん
2023年11月28日 15時43分18秒
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■生産者さんへのメッセージや、旬の国産食材関する意見やエピソードもぜひ!
果樹農家さんは一年中大変な作業だと
聞いています。
冬は冬で枝の雪をはらったり休みなく働いているから
美味しいりんご🍎が食べられますね。
ふじりんごは春まで置いても美味しくたべられます。
写真はふじりんごです。
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