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from: 未来の里づくりコミュニティスタッフさん
2025年01月31日 09時00分40秒
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「鉄の聖地」と聞いてイメージすることは?鉄の聖地をどうやってみんなに知ってもらう?
みなさん、こんにちは。コミュニティスタッフのミドリです♪現在、たたらの里を"山村留学"のような気分で学んでいただくキャンペーンを実施中です!こちらのテ
みなさん、こんにちは。
コミュニティスタッフのミドリです♪
現在、たたらの里を"山村留学"のような気分で学んでいただくキャンペーンを実施中です!
こちらのテーマは、そのキャンペーン対象の1つ目となっています^^
\対象テーマ1:たたら製鉄について学んでレポートしよう!/
「鉄の聖地」と聞いてイメージすることは?
鉄の聖地をどうやってみんなに知ってもらう?
みなさんは「鉄の聖地」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
たとえば、刀剣や甲冑のような武具が盛んに作られていた場所?あるいは、全国に鉄を供給していた産業の要所?
実は、ここ「たたらの里」と呼ばれる地域には、古くから日本の鉄づくりを支えてきた深い歴史や文化があります。
軍事や農漁業、生活道具など、江戸時代にはあらゆる鉄製品の素材となる鉄を全国へ送り出していたことから、「鉄の聖地」のように語られることもしばしば。
今回は、その中心にある「たたら製鉄」をメインで、たたらの里の歩んできた長い歴史と、いまも続く新たな挑戦について、一緒に知っていただきたいと思います!^^
――――――――――――――――――――――――
■室町時代から連綿と続く"田部家"の製鉄
田部家は中世武士の家系を背景に奥出雲地方に移り住み、室町時代から日本古来の製鉄法「たたら製鉄」で鉄づくりを行なってきました。
江戸時代には"鉄師"と呼ばれながら日本各地に良質な鉄を提供し、軍事用(刀剣・甲冑・鉄砲)から農漁業用(鋤・鍬・鎌・釣り針)、さらに生活用(鍋・釜・包丁・縫い針・鋏)や建設用(鉄槌・のみ・錐・釘・金尺)など、多彩な用途に役立ってきたのです。
▼田部家 略歴(鎌倉時代〜現在)
https://tanabetataranosato.com/company/history/
■なぜ"聖地"と呼ばれるのか?
たたら製鉄で原材料となる良質な砂鉄が多く産出されたことから、奥出雲地方に鉄づくりが集積し、最盛期には全国の鉄生産の7~8割を占めたほどです。
たたらの里で生産された鉄は江戸時代、北前船や各地の水運・人馬による輸送を通じて全国へ流通し、「最良の鉄」と名高く評価されていました。
火縄銃のねじ部分に組み込まれたり、刃物の産地(岐阜県関市や新潟県三条市など)で重宝されたりと、全国の生活・文化を支える一大産業だったのです。
こうして日本各地に職人や技術が拡散されたことで、「日本のモノづくりの原点」としての尊さが"聖地"という呼び名に込められています。
■100年の時を経て復活したたたら炊きと現代の製品開発
大正期に一度途絶えてしまったたたら製鉄ですが、2018年に田部家のたたら吹きが約100年ぶりに復活しました。現在は誰でもたたら炊きに参加できる機会を設けるなど、伝統文化を体験型の学びとして広く発信しています。
さらに、現代の刃物職人やゴルフクラブのパター職人、金物職人、研磨職人などが技術の粋を集め、日本刀の材料でもある「玉鋼(たまはがね)」を使った最高品質の製品づくりに取り組んでいます。
▼たたらプロダクト開発
https://tanabetataranosato.com/project/list/page06/
▼奥出雲前綿屋鐵泉堂オリジナルプロダクト
https://tanabetataranosato.com/tatara/tessen-tatara/
こうして、一度途絶えた技術がよみがえり、新しいプロダクトが次々と生み出されることで、たたら製鉄の伝統は現代にも生き続けています。
歴史を振り返ると、「鉄の聖地」と呼ばれてきたことにも納得がいきますし、今進められている活動がさらに広がれば、これからも多くの人に「鉄の聖地」として知られていくかもしれませんね。^^
――――――――――――――――――――――――
さて、みなさんは「鉄の聖地」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
そして、この魅力をもっと多くの人に知ってもらうためには、どのような工夫やアイデアがあると思いますか?
みなさんの感じたことや考えたことを、これからの参考にさせていただきたいです^^
たとえば...
○ 100年も途絶えていた技術を復活するのは大変だったと思います。
地域の方や職人さん、田部家の方など多くの力が合わさって今があると知り、驚きました。ふと考えてみると、我が家には鉄製品が少ないかも...。昔、祖父の家で使っていた鍋があり、使い込まれた風合いが印象的でしたね。
○ 「鉄の聖地」って最初はピンと来ませんでしたが、調べてみると、砂鉄や木炭、土などを山から集めて、そこから鉄を精製していくって、ゼロからものを生み出す、まさに「ものづくりの原点」なんだと実感しました。サイトを見てみると、刀剣などから日用品、火縄銃の部品まで支えていた"ものづくりの源流"なんだと実感しました。今は軽くて安価な製品が主流ですが、手仕事が生み出す鉄製品も使ってみたいと思いました。特に包丁は興味あります!
...などなど、みなさんが感じたことを書いていただけると嬉しいです。^^
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たくさんのコメントをお待ちしています!^^
(コミュニティスタッフ ミドリ)
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from: りこぴんさん
2025年02月02日 10時19分19秒
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我が家にあるすき焼き鍋や洋裁で使うハサミや針、家庭菜園で使う鎌や鍬も鉄ですね。
それらは、大事に使えば一生もの、世の中にはプチプラ商品もたくさん出回っていますが、歴史と伝統に守られて作り続けられた本物に囲まれた生活が貴重に思えてきました。
たなべたたらの里で聖地巡礼、してみたくなりました。
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