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from: 【登山部サポーター】ラッセラーすぎさん
2024年01月04日 17時52分21秒
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雪山ツェルト
冬季の山岳ではスキーガイドとして活動しております。山岳地帯を自力で登って滑るというバックカントリーとも山スキーとも言われるスタイルで、誰もいない大きな
冬季の山岳ではスキーガイドとして活動しております。
山岳地帯を自力で登って滑るというバックカントリーとも山スキーとも言われるスタイルで、誰もいない大きな斜面を滑る喜びがある一方で雪崩や道迷いといった死に直結するリスクのあるアクティビティになります。
雪崩に関しては1月中旬に雪崩講習を開催しますので、そちらでレビューをしたいと想います。
スキーの特徴として下りがとても早いというものがあります。
当たり前ですね。
この下りが早いこととはつまり、登り返すことが非常に困難となります。
私の知人でも通い慣れた山で、少し視界が悪かったけど気持ちよく滑っていたら下る方向を間違っていて沢まで降りてしまい、登り返すこともできず3日間ビバークしてヘリで救助されたことがありました。
この時はビバークできるだけの装備があり、知識もあったので運良く救出されましたが、そうじゃない場合は悲しい結末になります。
ビバークなどせずに下山して温泉に入り美味しい食事で一杯飲むのが理想ですが、ガイドたるもの万が一が起きてもより快適に過ごせるビバーク訓練などはとても大切だと思っています。
ビバーク=辛い、耐えるのではなく、それなりに快適というのはメンタルを保つためにもストレスが減るという意味でも重要になってきます。
これは一般的なツエルトの張り方ではありませんが、特徴としては風に強いことがあげられます。
冬型の気圧配置では西からの風が強くなります。
ビバークをするくらいですので、快晴ということはありません。
一般的なツエルトの貼り方ですと、整地して壁を作って設置するので慣れていても15分以上は絶対にかかります。風が強くなってくると吹き飛ばされることもしばしば起きるのがテント型となります。
上記の張り方の場合5分程度で設置でき斜面に穴を掘る状態なので風と喧嘩しないため
ツエルトが風に飛ばされるリスクも軽減されます。
こうして日々トレーニングを繰り返し行うことで、より強固でスピーディーに設置できるようにしております。
この技術が生かされることがないのが一番なので、天候には十分注意して冬山をお楽しみください。
from: 【登山部サポーター】ラッセラーすぎさん
2024年01月16日 21時18分25秒
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こんちゃんさん
コメントありがとうございます。
雪山のみならず夏山も危険はいっぱいです。
もちろん夏より冬の方がリスクを比較すると多いですが。
正しく恐れて楽しむことがどのシチュエーションでも大切だと思っています。
from: ごんちゃんさん
2024年01月13日 09時42分35秒
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冬山に行けて凄いと思いました。どうも冬は危険と思い山へ行くことが遠のきますが、写真でみるとうらやましいです。
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