こんにちは！
登山部サポーターの大久保由美子です。

この夏、母が大好きだったハワイで17回忌をやりたい、という父（84）のたっての希望が実現！
オアフ島に集まった3家族9人のうち、歩くのが好きな5人で絶景ハイキングを楽しんできました♪

義弟が運転してくれるレンタカーでカイルア・ビーチパーク駐車場へ。
朝は曇っていたのですが、土曜日ということもあって、9:30で3つある無料駐車場の真ん中で最後の1台でした。


まずは東に15分ほどぶらぶら歩いて、おとなりのラニカイ・ビーチを目指します。


ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海という意味。
1996年に全米No.1ビーチに輝いたことでその名を知られた白砂のビーチで、1.2km沖に並ぶツインアイランド「モクルア島」がランドマークになっています。


カヤックの周りをウミガメが泳いでいましたよ♪見えるかな？

ビーチから、右手にゴルフ場を見ながら舗装路を5分も登ると、登山口に到着です。
正式名称は、カイヴァ・リッジ・トレイル、通称ラニカイ・ピルボックス。
ピルボックスは、戦時中に作られた鉄筋の防御陣地のことで、形が薬箱に似ていることに由来するそうです。


乾ききった土の急登で、のっけから滑ります。特に急な所にはロープが張ってあります。
歩くのが速い義弟と娘に先に行ってもらい、父を妹と前後で挟んで、ゆっくり登ります。
稜線手前には手を使う岩場もあるので、父には軍手をしてもらいました。


稜線に出てしまえば、あとは乾いた海風が気持ちのいい空中散歩の様相です。
でも、ビーチ側が切れ落ちているシングルトラックなので、高所恐怖症の夫は来なくて正解です。

30分ほどでカラフルにペイントが施された１つめのピルボックスに到着すると、空を覆っていた雲がだんだん薄くなり、海の色が青く輝き始めました。

みんな屋上に登って風景を楽しんでいますが、私と父はゆっくりなのでそのまま2つめのピルボックスを目指します。


10分ほどで到着。しばらく大絶景を堪能しました。




2つめのピルボックスのペインティング


下山は滑るので、フラットフッティング＆小股でゆっくり降りましたよ。
みんな軽装で幼児連れもたくさんいましたが、思ったより本格的なトレイルです。
できればソールに凹凸のある靴で登るのが望ましいですね。


カイルア・ビーチパーク駐車場から、往復4.68km、累積標高187mと数字だけ見ると簡単に見えますが、行動時間は2時間12分。
日本より湿気は少ないものの、景色がよい分、お日様に晒され続けるので、水分、塩分、帽子、日焼け止めは必携でした。

父も思ったより大変だったと言っていましたが、それでもこの海の色は一見の価値ありです。
ハワイに行かれることがあったら、ぜひ足を伸ばしてみることをお勧めします！