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「登山部」は、難易度の高い山に挑戦する本格登山派のみなさんはもちろん、気軽に山歩きを楽しむ方、また、クライミングやトレイルランニングをしている方々も含め、「山」という共通の話題で、情報交換をしたり会話を楽しんだりしていただく場(=サークル)です!
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from: 【登山部サポーター】秋山和正さん

2024年10月07日 11時38分55秒

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紅葉の裏剱、仙人池へ

山の紅葉スポットは多々ありますが仙人池から見る裏剱岳の紅葉は毎年のように山岳雑誌の表紙になるほど有名でありながら、訪れる登山者も少なく秘境と言ってよい

山の紅葉スポットは多々ありますが仙人池から見る裏剱岳の紅葉は毎年のように山岳雑誌の表紙になるほど有名でありながら、訪れる登山者も少なく秘境と言ってよいでしょう。

今回はツアーのガイドで同行しましたのでレポートします。

実はこの企画、昨年10月上旬も実施予定だったのですが前日に大雪が降ってしまい流れてしまった経緯があります。

当初は「室堂~別山乗越~剣沢~仙人池~雲切新道~阿曽原温泉~水平歩道~欅平」という予定でしたが今年は年始早々の北陸の地震によって欅平からの黒部峡谷鉄道のトロッコが運行できなくなってしまい、今年も実施が危ぶまれましたがハシゴ谷乗越から黒部ダムへ周回するコースに再設定しての実施となりました。

このあたりは積雪が多く、登山道の様相が年によっても季節によっても大きく変わって難易度も変わるため情報取集と装備などの準備は欠かせません。

1日目 室堂~別山乗越(剣御前小屋泊)
観光客で賑わう室堂平を抜けて雷鳥坂を登ります。雲が多く展望はありませんでしたが夕刻に雲の切れ間から夕陽が差し込み剱岳が姿を現しました。

2日目 別山乗越~剣沢~二股~仙人池(仙人池ヒュッテ泊)
眼前の剱岳や雲海に浮かぶ後立山連峰を眺めながら剣沢を下降して行きます。

剣沢小屋から真砂沢ロッジまでが高巻道が多く難路です。


夏までや雪の多いシーズンであれば日本三大雪渓である剣沢雪渓をアイゼンを履いて一気に下降できるのですが今年は雪が少なく秋も深まっているため雪渓上は不安定なので主に高巻道です。一枚岩の鎖場など緊張感のある岩場を登り下りして真砂沢ロッジへ、ほっと一息なのも束の間でそのあとの二股までの沢沿いの道も桟道がくずれていたりして気が抜けませんでした。

二股のつり橋を渡れば一気に尾根を仙人池へ登ります。
午後から剱岳はガスに隠れてしまいましたが日没直前にガスが急速に晴れて夕焼けに染まる鏡のような仙人池に映る逆さ裏剣を見ることができ、ここまでやってきたことが報われた気がしました。

紅葉は始まったばかりのようで例年より遅れているように思いました。仙人池ヒュッテは大変古い、柱も床も傾いている、よく言えば趣のある小屋ですがこのような厳しい自然環境の秘境で食事つきの宿泊ができる小屋はありがたいものです。


3日目 仙人池~池の平山~二股~真砂沢ロッジ(泊)
朝は残念ながら小雨がふり山はガスの中、回復傾向のため池の平山をピストン、池の平小屋に不要な荷物をデポさせてもらい急登を登ります。

雷鳥の若鳥が何羽も現れ、登山道を先導してくれましたのでしばらく一緒に登ります。

剱岳山頂付近はずっとガスでしたが池の平山に到着したら一瞬ガスが晴れて山頂付近の迫力のある岩峰が間近に見れました。

往路を戻り剣沢へ下降、真砂沢ロッジにお世話になります。水が豊富な沢にある小屋なので何と、温水シャワーが浴びられるのです。

4日目 真砂沢ロッジ~ハシゴ谷乗越~内蔵助平~黒部湖
長時間行動になるため未明に出発、剣沢にかかる仮設の橋を渡りハシゴ谷乗越へ登っていきます。木でできた梯子をいくつも登ってきますがグラグラするため緊張感があります。ハシゴ谷乗越の展望地からは剱岳が良く見えます。内蔵助平へは樹林の中で展望のない涸れた沢床を下ります。雨が降ったら完全に水没するような道ですので天候判断は慎重に。内蔵助平から黒部川の出合までも片側が切れ落ちているトラバースの道なので気が抜けません。黒部三大岸壁の一つ、丸山東壁を見上げ、黒部峡谷の迫力あるV字谷を進むとゴールである黒四ダムが立ちふさがります。

日本一の高さ186mの黒四ダム、当然最後はこれを登り本当のゴールです。

装備、歩行技術、体力、天候判断など必要で誰にでもお勧めできる山域ではありませんが充実感のある山旅でした。

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from: けいこまりさん

2024年10月10日 09時40分33秒

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もう紅葉が見られるんですね、紅葉もダムもきれいなところがいっぱいですね

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