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from: 【登山部サポーター】秋山和正さん

2024年11月05日 15時41分23秒

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上高地クラッシックルートを行く~上高地から島々へ

今でこそ上高地は車で行ける観光地として栄えていますが、そこに至る釜トンネルが昭和初期に開通する以前は島々宿より谷を遡り、徳本峠(とくごうとうげ)を越え

今でこそ上高地は車で行ける観光地として栄えていますが、そこに至る釜トンネルが昭和初期に開通する以前は島々宿より谷を遡り、徳本峠(とくごうとうげ)を越えて約20kmの山道を歩いて上高地へ行くことが主なコースでした。

飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈を日本アルプスと今では呼んでいますが日本の近代登山の祖であるウォルター・ウェストンもかつてこの徳本峠を越えて見た山々がヨーロッパのアルプスと同じように感じたことから「日本アルプス」と世界に紹介した所からこのような名称が使われだしました。

このような歴史的な道ではありますが釜トンネル開通とともに利用者は減り、荒廃していきます。

近年では20年に道が災害で通行止めになって以来、今年24年9月に通行再開になったばかり。
またいつ大雨で通行できなくなってしまうかもしれないため今回実に15年ぶりくらいに上高地から島々へ歩いてきました。

上高地の河童橋から明神岳、穂高岳方面、連休のためかすごい混雑でした。


岳沢湿原の立ち枯れの木立、かつての大正池のようです。


明神橋から明神岳、かつては明神岳を穂高岳と呼んでいました。


徳本峠の小屋はすでに閉まっているので小屋閉め直前の明神館にお世話になりました。


翌朝は長旅なので未明に明神を出発、ちょうど朝焼けに染まる明神岳を見ながら徳本峠へ登りました。


すでに小屋閉めしている徳本峠、ここで泊まればこのルートも少しは負担が減りそうです。


台風などの災害のたびに流失してしまう桟道をいくつも越えたり、沢を渡渉したり、土砂で崩壊してしまったところを越えたり、なかなか緊張感のある沢の高巻道を進みます。


今は営業していない岩魚留小屋跡あたりまで降りてくると紅葉が映えます。ほっとしますが島々まではまだまだ遠い道のりなのです。


きれいに整備された木の桟道もコケや落ち葉で大変滑りやすくなっており油断は大敵


最後の林道も7km歩き島々へ到着

脚が棒のようになってしまいましたが無事に到着、古の山道に思いをはせながら充実の山旅でした。改めて昔の人はすごかったと思います。

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from: CELINEさん

2024年11月08日 21時56分56秒

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脚が棒のようになってしまうくらいのコース、本当にお疲れ様でした
それぞれの景色に感動しますね

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