登山部サポーター・ラッセラーすぎです

9月の飯豊・朝日以来、週末の都合や天気が合わず近所を子供（8歳・4歳・2歳）と遊ぶばかりで山に入れておりませんでした。
今週末、11月4日に雨は降っても少量ということで自宅からほど近い船形山へ行ってまいりました。

船形山（1500m）は宮城県側からの呼称で、船をひっくり返したような山様でその名がついたと長いこと信じられてきましたが、どうやら船形権現信仰に由来しているのがホントのようです。
また、山形県側からだと御所山（ごしょさん）と呼ばれています。

船形山も東北の山らしく裾野が深くアプローチが悪いのは共通しており、標高1500mだが仙台からの一般的なルートである升沢コースの登山口の標高は564mと低く、このコースでの最短ルートでは直線距離7kmでも標高差は1000m近くになります。



この日は朝7時に登山口に着いたら10台くらいの車が停まっており、賑わっているのかな？（東北の100名山以外ではこれでもそう言える場合が多い）と思って、落ち葉の絨毯となっている登山道を一人少し緊張しながら進んだ。
慣れた山でもこの時期、この時間はクマとの遭遇もあり特にソロでは緊張感がある。
途中一箇所獣臭が強いところがあったが、山頂小屋に前日泊まったという登山者と2組すれ違ったくらいで、途中泉ヶ岳方面からの稜線にある蛇ヶ岳（ジャガタケ）方面から船形山の山頂にちょうど3時間で到着した。
山頂ではガスが出てきており、人っこ一人おらず滞在せずにそのまま下山開始。

下山は升沢小屋経由で下山。
升沢小屋では冬支度のためにトイレ管理に来られており、こういう関わる人々のおかげで快適な登山ができることに感謝です。
山頂からちょうど2時間で下山。

往復5時間とコースタイムの6〜７割くらいの速さでしたが、これから冬山に備えた良い登山になりました。
冬山は屋号の通り、ラッセルマニアとしてスキーガイドとしての本領が発揮されるシーズンとなります。
冬は違った東北の山々をご紹介できれば幸いですので、引き続きお付き合いよろしくお願いします。


※視界が悪くて写真を撮っていませんでした
※登り時にすれ違った人は下山後にクマに遭遇してました