ガイド登山の下見で奥武蔵の東郷公園のもみじの色付き具合を見てきました。
東郷公園には秩父御嶽神社があり、たくさんのもみじがこの時期は紅葉する名所として知られています。

秩父御嶽神社は木曾御嶽山を本山とする御嶽信仰の神社ですがその中に東郷平八郎元帥の銅像もあることから東郷公園（神社）とも呼ばれています。

西武線の吾野駅から２０分ほどで東郷公園の入り口ですがここからの参道は急な階段が続き、本殿へは標高差１５０mほどを登らねばなりませんがちょうど真っ赤に染まったもみじを見ながら登ることができました。
２６日（日）には「もみじ祭り」も開催されるようです。
本殿奥が奥武蔵の「御嶽山」の山頂となっており、今回はここから奥武蔵でもマイナーコースでもある吉田山～小床峠を経由して大わらじで有名な古刹「子ノ権現（ねのごんげん）」へ足をのぼしました。

道幅も狭く、一部ルートがわかりにくく、急なアップダウンもありますが手作りの道標などもあり助かります。子ノ権現は足腰守護の神仏ですので登山者はぜひお参りしたい場所のひとつです。

履物を奉納するとご利益があるそうで、和田アキ子さんの赤いハイヒール（２メートルくらいある）も奉納されています。もちろんこれはTV番組の冗談で作ったものらしいのですが１０００年以上歴史のある古刹にもちょっとしたユーモアがあって楽しめます。

帰路は関東ふれあいの道で吾野駅へ下山、こちらはよく整備された道なので快適です。途中に浅見茶屋があり、営業していましたが残念ながら名物のうどんは売り切れとなっていたため後ろ髪をひかれながら駅へと下山しました。

飯能市の奥むさし飯能観光協会では低山の山歩きツアーを開催していて、東郷公園から子ノ権現～竹寺のコースが１１月２８日に開催され、まだ空席があるようです。お時間ある方はいかがですか。
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