日程：2024年8月24日
山域：福島県二本松市安達太良山塊夏無川


ゆくゆくは沢登りしてみたいかも。という相談を受けまして、まずは沢を歩くことを体験してみるということで登攀要素の全くない川を選んで沢歩きをしてきました。

この日は福島県二本松市・岳温泉では遅い夏祭りが開催されるとのことで土曜日の朝から祭りの準備をしていました。



以前の投稿にもあった通り、この岳温泉は過去には独立国家ニコニコ共和国として栄えており、かなりとんがった国政運営していた過去があります。
そのとんがった町での仮装はかなり気になりますね。



ずっと（仮）の停留所。
この場所が仮なのか、実は岳温泉が仮なのか（笑）



岳温泉には十二支めぐりがあり、特殊なインクを塗って版画として印刷することができます。
ぜひ訪れた際には国会議事堂までお問い合わせください。


その後、川を目指して裏道を歩きますとお墓があります。
岳温泉は過去には安達太良山の稜線にある鉄山の下にありました。
それが江戸時代の大崩落で湯屋ごと生き埋めになって二百数十人の犠牲者を出した際のお墓がひっそりとあります。




お墓からの分岐を降ると夏無川に辿り着きます。
夏無と言いながらも暑い。

また、この日はブヨがすごくて顔にずっとアタックされていました。



ほぼ小川といった夏無川を黙々と登ります。
堰堤は直登できないので巻いて、口に虫が入るのが嫌なので黙々と登ります。



この日唯一の滝。
その高さ2m。

慣れてしまうとどこからでも登れる感覚しかないですが、初めての人は緊張があるようでした。



その後、水路にあがって作業道を登ります。



天気が悪くなる予報でしたが、晴天に恵まれました。
これより上になると滝が出てきたり、登攀要素が出てくるのでこの日はここで終了となりました。
雨の予報もなければ少し登ったりしたのでしょうが、結局は炎天下の中下山となりました。



戻った岳温泉は「祭りの前」といった様相。
ちょっとウキウキした感じで好きな時間帯です。


下山後は暑かったのと、ちょうど女将さんと会ったので安達太良自然センター（旅館はなかんざし内）に立ち寄ってソフトクリームをいただきました。



その後、岳の湯にて汗を流しましたが、岳の湯はいつもの高温。
汗を流したつもりでも汗が止まらないんです。

また、帰りに桃を大量購入。
先日の捜索時にストックしていたドライピーチがなくなったので6個分つくりました。

結構作っても人気ですぐになくなってしまうのが最近の悩みです。



虫の感じなどから、盛夏終了！といった様相です。
これからは少し涼しくなって秋の山かな？といった感じですね。
沢登りもまだまだ続いていきますので、いろんな形での投稿を続けてまいりますのでよろしくお願いします。


最後に告知になりますが、9月7日（土）に早池峰山へガイドツアーを開催します。
興味のある方は、下記メールまでぜひご一報ください。

russeller.guide@gmail.com