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from: KUMONスタッフ りょうこさん

2025/03/11 09:00:19

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連載コラム「脳を元気に!明るくエイジング」<第16回>

こんにちは!スマートライフひろばKUMONスタッフのりょうこです。連載コラム「脳を元気に!明るくエイジング」第16回をお届けします(^^♪2023年1


こんにちは!スマートライフひろば KUMONスタッフのりょうこです。
連載コラム「脳を元気に!明るくエイジング」第16回をお届けします(^^♪

2023年12月からスタートした認知症サポート医・田仲みすず先生の連載コラムも、いよいよ最終回となりました。最終回は、昨年施行された「認知症基本法」が目指す社会についてお話していただきました。

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認知症基本法 ~スティグマ(偏見)のない社会を目指して~
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2024年1月、認知症基本法がスタートしました。枕詞になっている「共生社会の実現を推進させるための」という文言がとても重要です。認知症が痴呆と呼ばれていた時代から、新オレンジプランなどの施策を経て、一歩ずつ進み、ようやく法律となりました。
認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、7つの基本理念が定められています。いくつかの基本理念に触れながら説明していきます。

「社会活動参加の機会確保」「国民の理解による共生社会の実現」
大きな特徴は、本人視点が中心になっているところで、若年性認知症の代表者も作成にあたり意見を述べています。みんなにとって認知症は「自分事」なのです。
認知症は認知機能低下による「生活のしにくさ」により診断されますが、この基準はボンヤリしています。例えば、長谷川式などの認知機能テストは高学歴の方では低下しにくくなっており、点数だけで判断するのではありません。また、新たな治療薬レケンビの登場で、アミロイドβPETなどの検査が行われるようになり、これまでアルツハイマー型認知症と診断されていたけれども、そうではなかった、という例もみられています。
「ごはんが作れない」「金銭管理がしにくい」「外出したら戻れない」などで、どれ位困るのか?取り巻く環境は百人百様なので難しいところです。


「切れ目ない保健医療・福祉サービスの提供」「本人家族等への支援」

60歳過ぎても仕事をする時代となり、みんな忙しく、時間的に余裕がある人は多くありません。一人の方を介護するのに3人以上の介護者が必要と感じます。介護度があがるとその負担はさらに大きくなるので、デイサービス(通所介護:食事、入浴、その他の必要な日常生活上の支援や生活機能訓練などを日帰りで提供するサービス)やショートステイ(施設に短期間入所してもらい、医師や看護職員、理学療法士等による医療や機能訓練、日常生活上の支援などを行うサービス)など介護保険サービスを活用しましょう。
遠距離での介護も限界があります。独居からご家族との同居への変更も、住居が変わることでご本人のこれまで培ってきた人とのつながりを失うことになるため、活動性が低下してしまうことが多く、難しい判断となります。診察でお話を伺っていると、本人たちの願いは「これまで通りに暮らしたい」だけなのだと感じます。
ついさっきの事を忘れてしまうため生活がスムーズに送れず、「失敗したくない」気持ちと、「どうなっていくのだろう」という不安から、困った症状がおこります。今後、記憶しにくいところを上手にサポートするパーソナルAIが開発され、ポーチの形などで常に身につけ、「お薬の時間だよ」「お財布はリビングの引き出しだよ」などと声かけてもらえたら、在宅で長く暮らせるのではないでしょうか?


最後に

認知症で取り上げられるよくないイメージを減らし、偏見(スティグマ)をなくす 「私、認知症って言われたの」「あら私も、一緒ね」と笑う、お友達のお母さんが認知症になって困っていたら、「何より声のかけ方が大事だそうよ」と伝え合う、そんな大らかな時代がくることを夢見ています。

もり内科クリニック院長・田仲みすず
===
いかがでしたか?
田仲みすず先生には、16回にわたり、「認知症」について、いろいろな角度から、事例を交えてお話しいただきました。これまで知らなかったこと、でも、とても身近な「あるある」を、専門医の先生に寄り添っていただきながらみなさまと共有して参りました。

認知症について、知らなくて悩んでいる方々がまだまだ周囲にもいらっしゃると思います。この連載コラムの内容をどこかで思い出していただき、これからも活用いただけたら嬉しく思います。

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from: チューチャンさん

2025/03/11 10:34:27

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認知と言う言葉も哀しい言葉ですね。出来るだけ本わ読んだり数独をしたりしています。それでも忘れる事が多々ありの日々です。

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