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from: なごみ茶寮 コミュニティスタッフさん
2024年11月22日 13時00分02秒
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羊羹の物語を味わおう♪あなたがいま楽しみたい羊羹は?
みなさん、こんにちは!コミュニティスタッフのミドリです。以前実施したテーマ「これって私だけ?和菓子への偏愛を100文字でぶっちゃけよう!」でみなさんに
みなさん、こんにちは!
コミュニティスタッフのミドリです。
以前実施したテーマ「これって私だけ?和菓子への偏愛を100文字でぶっちゃけよう!」でみなさんにコメントいただいた和菓子の中で、投稿数が多かった和菓子はこちらでした!
1位…どらやき
2位…大福
3位…羊羹
あなたが好きな和菓子は入っていましたか?^^
さて、今回は、コメント数ランキングでも3位に入っている人気和菓子、羊羹の歴史についてお伝えします♪
そもそも「羊羹」という漢字の中に、なぜ「羊(ひつじ)」が入っているのか、不思議に思った方もいるのではないでしょうか。
羊羹のルーツは中国大陸にあります。もともとは中国大陸の料理の名前で、読んで字のごとく羊の羹(羊の肉を煮たスープ)だったそう。
鎌倉~室町時代に、禅僧によって日本へ伝えられましたが、禅宗では肉を食べる習慣がなかったため、羊肉の代わりに小豆や小麦粉、葛粉などを用いたものが、日本における羊羹の原型になったとされています。
実は、「なごみの米屋」の創業も、羊羹から始まっているんですよ。
ここからは、「なごみの米屋」と羊羹の歴史を振り返ってみたいと思います♪
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【明治32年】
創業者の諸岡長蔵が「米屋」を創業。
「成田詣でのお客様に喜んでもらえるお土産はないものか」と考え、家庭の祝事用に一升瓶に詰めて保存してあった小豆5合と、祖父敬蔵の病気見舞いにいただいた砂糖を活用して羊羹を試作。
長蔵が打ち出した「言い値で買い、値切ることをしない」清廉な商法により民衆の信頼を得ると、米屋の羊羹は急速に人気が広がっていきました。
増大する需要に対応するため、米屋は工場を改築し、配達車を新調するなど、積極的な設備投資と品質向上の努力を続けた結果、米屋は次第に全国的に知名度を高め、羊羹を中心とした和菓子製造で確固たる基盤を築き上げることができました。
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【大正時代】
米屋は羊羹の品質向上に努め、大きな進展を遂げました。
この時期、米屋の羊羹は様々な博覧会で入賞し、その評判が全国へと広がっていきました。
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【昭和初期】
昭和13年、米屋の羊羹は全国一の売上を達成し、和菓子業界での地位を確立しました。
しかし、戦時中になると物資が不足し、羊羹の製造が困難な時期が訪れます。
それでも、米屋は缶詰羊羹を製造し、兵士たちに送ることで国に貢献しました。
戦後、昭和24年に米屋は羊羹製造を再開し、品質向上と新しい技術導入に努めながら、再び業界での発展を目指しました。
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【戦後】
昭和27年、米屋は日本初の「紙函流し」や「羊羹充填機」を開発し、羊羹製造を効率化しました。
さらに、缶入り水羊羹や食べ切りサイズの商品が誕生し、多様化する消費者ニーズに応えました。
また、「ストロベリー」や「メロン」など、ユニークなフレーバーを次々と発売。
昭和後半には「羊羹の米屋」から「お菓子司の米屋」へと展開を広げ、多様な和菓子を提供するブランドへと成長しました。
<昭和~平成初期に発売したユニークな羊羹>
・ヨネパック
ひとくちタイプの先駆け羊羹で、味のコンセプトはあずきの粒が入った伝統のおぐら羊羹と、干しぶどうの粒が入った斬新なレーズン羊羹の2種。
・ミニ羊羹 野菜
ミニ羊羹のシリーズで、野菜ようかん「かぼちゃ・さつまいも・にんじん」を発売。
・たべよーカン
1本が17cm×2cmのフィルム袋に、柔らかめの羊羹を充填した「たべよーカン」。スティックを吸って食べたり、パンに塗っても食べられるという斬新的なもの。
・スイート・カクテル
大きさは、タテ6.5cm× ヨコ3cm× 奥行き2cmのひとくちタイプで、味はコーヒー、チーズ、ブルーベリー、ヨーグルトの4種類でオリゴ糖を使用。
・メッセ羊羹
スイート・カクテルと同寸法の「メッセ羊羹」。銀色の地に未来を思わせるデザインで、味は小豆ようかんとブルーベリー、コーヒー、チーズの4種類。
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【平成期】
平成期に入ると、米屋は伝統的な羊羹の製造技術を守りつつ、新たな挑戦を続けました。
この時代、保存性や利便性の高い羊羹商品を次々と展開し、食べやすさと高品質を両立させました。
特に、季節や地域の特色を取り入れた限定商品が注目を集め、贈答用としても人気を拡大。
また、平成の後半には、海外市場への進出も始まり、和菓子の魅力を世界に向けて発信し始めました。
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「なごみの米屋」と羊羹の歴史を振り返ってみていかがでしたでしょうか。
公式サイトの歴史年表もチェックしてみてください。
https://www.nagomi-yoneya.co.jp/120th/history/
なんだか羊羹が食べたくなってきましたね^^
そこで今回のテーマはこちら!
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羊羹の物語を味わおう♪あなたがいま楽しみたい羊羹は?
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「なごみの米屋」と羊羹の歴史に思いを馳せながら、今、みなさんが一番楽しみたい羊羹はどんなものですか?
「なごみの米屋」と羊羹の歴史を読んだ感想もぜひ聞かせてください。
また、なごみの米屋の歴史ページには、創業当時の羊羹や歴代の包装紙も紹介されています。
ぜひ見ていただいて、お気に入りのデザインやその理由も教えてくださいね。
https://www.nagomi-yoneya.co.jp/120th/history/
たとえば…♪
●昭和期にレーズンや野菜羊羹が登場したのは斬新ですね。伝統を大切にしながらも新しい試みに挑戦してきた米屋の姿勢に感銘を受けました。私が今食べたいのは、さつまいも羊羹。冬のほっこり感にぴったりです。
●米屋の歴史を読んで、羊羹がこんなに深い歴史を持っていることに驚きました。特に、戦時中にも羊羹を作って国に貢献していたエピソードには感動しました。今食べたいのは、秋の味覚を楽しめる栗羊羹。歴史の重みを感じながらいただきたいです。
●缶入り水羊羹の登場がユニークですね。保存性が高く、戦後の生活にも寄り添った商品だと感じました。「たべよーカン」も気になる…今は、寒い季節にぴったりの濃厚な抹茶羊羹が食べたいです。
などなど。
▼投稿は、記事の一番下にある「コメントする」または「コメント」をクリックしてお願いします!
他の方のコメントを読んで、「いいね!」「わかる!」と思ったときは、ぜひコメントや拍手を送ってみてくださいね♪
それでは、みなさんの投稿をお待ちしています♪
(コミュニティスタッフ ミドリ)
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from: テルテルさん
2024年11月22日 14時53分48秒
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米屋といえば羊羹のイメージが強いです。
創業者がモノづくりだけではなく商売の肝である信用を
大切していたところが凄いと感じました。
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