一方まひろは　教育ママ
まだ乳飲み子だった我が子に　漢詩を聞かせるはないだろう

6才になって　まだ母親と遊びたい我が子に
厳しく　文字を習わせ・・遊んでやろうともしない・・
にも関わらず　賢子がいなければ　一行も書けない。

賢子は　道長の子
いずれは　道長に渡さなくてはいけないだろう
その時　賢子が困らないように　教育をしなければ・・
そんな思いで　まひろは必死なのかもしれない。

また一条天皇と定子の関係
一条天皇は定子だけを愛した。
でも　どうも定子はそうでなかったような・・

清少納言は　道長こそが悪者で　定子を不幸に追いやったと思っている。
でも　伊周と隆家が　花山院を襲って　謹慎を命じられた時
定子が一条天皇に　伊周らへの刑を軽くしてほしいと
頼んだ時　一条天皇に会えるよう手引きしたのは道長だった。
定子の母親が亡くなって　弔問に訪れた道長に
自分と娘を擁護してほしいと　道長に頼んだ。
定子亡き後　兄伊周の悪口を言う隆家に　「そなたの姉上だろう」と
お菓子を食べながら話す道長は　定子を追いやったとは思えない。
・・そこに　このドラマの凄さを感じる。

一条天皇は　何を求めていたのだろう？
彰子は　どうやって　一条天皇の心をつかんだのだろう？

母は子を想い　子は母を求める

ひかる君へ　は　予告編を見ながら
あれやこれや想像するけど　明後日の日曜日にならないと
次が分からない。
1000年を超えて　語り継がれる長編小説を
大河ドラマは　どう繋げるのか・・・？？・・・

今日は一日何をやったのだろうか？
目が覚めたのは5時
草取　と思ったのですが　もう一つ仕事がある。
トドックに出す書類ができていない。
トドックは　今日来る。
ちらしを目の前にドンと置いて　調べる。
欲しいものはあるけど　今使っているものは買わない。
今使っている物より　便利そうだけど買わない。
だって　それを買ってしまったら　今使っている物を捨てなければいけない。
まだ使える物を捨てることは　出来ない。

物・・確かに物・・・単に物・・・
もう使わないなら捨てなさい　って・・・
その物と私と　どう違うの？・・・
その物だって　分子やら　原子やら　組み重なって出来てる物でしょう？
私だって　同じじゃない
今動いている私・・・これって　何？
分子やら　原子やらの　総合物質？・・・
私が死んだら　火葬される
それは　私の体が　分子に分解されて
大気に放出されるってことでしょう？

若い頃は　これを思うと怖かった・・
私が・・この私が・・この世から消えて無くなる？
この手が　この足が　火葬されて無くなる？
しかも　分子に分解されて　大気の中に放出されたら
もう　二度と　私という人間は　この世に現れない。
分解された私の体の分子が　何かと繋がって　何かを形成したとしても
もうそれは　私ではない。

人間の「死」ということは　そういうことなんだ
しかも　もうこの年・・
あと何年生きられるかは　あと何年私が私でいられるのか？・・なの・・
そして　どんなに足掻いても　それは確実に訪れることなの・・・