今日は一日何をやったのだろうか？
目が覚めたのは5時
草取　と思ったのですが　もう一つ仕事がある。
トドックに出す書類ができていない。
トドックは　今日来る。
ちらしを目の前にドンと置いて　調べる。
欲しいものはあるけど　今使っているものは買わない。
今使っている物より　便利そうだけど買わない。
だって　それを買ってしまったら　今使っている物を捨てなければいけない。
まだ使える物を捨てることは　出来ない。

物・・確かに物・・・単に物・・・
もう使わないなら捨てなさい　って・・・
その物と私と　どう違うの？・・・
その物だって　分子やら　原子やら　組み重なって出来てる物でしょう？
私だって　同じじゃない
今動いている私・・・これって　何？
分子やら　原子やらの　総合物質？・・・
私が死んだら　火葬される
それは　私の体が　分子に分解されて
大気に放出されるってことでしょう？

若い頃は　これを思うと怖かった・・
私が・・この私が・・この世から消えて無くなる？
この手が　この足が　火葬されて無くなる？
しかも　分子に分解されて　大気の中に放出されたら
もう　二度と　私という人間は　この世に現れない。
分解された私の体の分子が　何かと繋がって　何かを形成したとしても
もうそれは　私ではない。

人間の「死」ということは　そういうことなんだ
しかも　もうこの年・・
あと何年生きられるかは　あと何年私が私でいられるのか？・・なの・・
そして　どんなに足掻いても　それは確実に訪れることなの・・・

姉が亡くなりました
泣かないと思うと　涙が出ます
思い出さない　と思うと　いろいろ　いろいろ　思い出します。

涙がでるかなと思うと　出ません。
思い出すかな？　と思うと　思い出しません。

仕方ないんだよ
私たちは人間なんだから・・

この広大な宇宙
その中のちっぽけな　ちっぽけな地球
その地球の　ちっぽけな　ちっぽけな　日本の札幌の
ここで　姉と私は生まれた・・姉妹として・・奇跡だよね

三葉虫時代だ　ジュラ紀だ　なんだのかんだの・・
その中を経て　石器時代？　有史時代？　昭和だ　平成だ　令和だ・・
どこをどう繋いで　私はうまれたのだ？
姉と私が兄弟として　この世に存在するなんて‥奇跡だ・・・

その姉が　逝ってしまった

泣かない
姉は　必死に看病する義兄がいた
私だって　主人の首にすがって　死神と闘ったんだからね
・・お姉ちゃん　あんた　幸せなんだよ
・・私ゃ～　どうしてくれるんのよ
とうちゃん死んじゃったら　私は独りよ
だ～れも　私のことは心配しようとしないよ
義兄さんが　心配だな
まぁ　息子　娘　孫たち・・みんなお姉ちゃんを愛して
心配してくれるから　お義兄さんも　大丈夫でしょうね。