高校球児たち室内練習場でいい音を
聞かせてくれています
高野連、審判部をやめて早数十年
振り返ってみれば、早かった
記憶ら残る数々の試合、中でもあの時の緊張感は
忘れることが出来ません
夏の甲子園、地区予選、同点で迎えた最終回
ツーアウト、満塁、ツースリー、最後の一級だ
この一級で、この子たちの将来までにも影響するかと思ったら・・・
あの場面、フルカウント、からファールが二本、打者の目と
マスク、越しに目が合った、緊張しているかと思ったら
僕の目を見てほほ笑んでいた、あの緊張する場面だったが
打者の白い歯を見て、一瞬緊張から解き放された気がした
運命の七球目、右打者には遠く見えたか、、アウトコース低め・・
躊躇することなく、高々と右手を挙げて、ストライク、とコール
延長戦になったあの試合、長い審判生活の中で、記憶に残る試合だった。